事象
11.1でMCにOracle JDBCドライバをアップロードした場合に以下の事象が発生することが
確認されています。
(事象1)
・Oracle DBへの接続に失敗することがある
Oracle DBへの接続に失敗した場合、非Tomcat構成の場合はRoboServer.log、Tomcat構成の場合は
Tomcat標準出力ログ( stdout.log)に以下のメッセージが出力されます。
エラーメッセージ:
Caused by: java.lang.IllegalStateException: Timer already cancelled.
(事象2)
・DSの「Design Studio 設定 > ローカルデータベース」よりOracle DBに対してテスト接続すると
インターナルエラーが発生する
原因
Oracle 側でJDBCドライバの再配布がサポートされていないことが原因です。
発生条件
MCにOracle JDBCドライバをアップロードする。
対処方法
MCにOracle JDBCドライバをアップロードしている場合は、MCにアップロードしたOracle JDBCドライバは削除した上で以下の手順により製品フォルダ配下に直接Oracle JDBCドライバを配置してください。
【Oracle JDBCドライバを製品フォルダ配置する対象マシン】
DS、RSおよび非Tomcat構成のMC
※Tomcat構成のMCは、Tomcat インストールフォルダのlib配下にOracle JDBCドライバを
配置してください。Tomcat構成のMCマシン上でDS、RSを起動している場合は、
Tomcatインストールフォルダのlib配下にOracle JDBCドライバを配置した上で
「手順」を実施ください。
「手順」
(1)DS、RSおよび非Tomcat構成のMCを停止する
(2)C:\Program Files\BizRobo Basic (バージョン)x64\lib\thirdparty配下の「ojdbc-6.jar」を削除する
(3)C:\Program Files\BizRobo Basic (バージョン)x64\lib\thirdparty配下にOracle DBに対応した
JDBCドライバを配置する
(4)DS、RSおよび非Tomcat構成のMCを起動する
関連ナレッジ
10.xでOracle DBを使用する場合には、以下のナレッジをご参照ください。
・DBにOracleを使用する場合、JDBCドライバがデフォルトで配置されているため重複する
区分 | 確認Ver | 改修ID | 改修Ver |
トラブルシュート | 11.1.0.4、11.1.0.6 | 1778631,1782448 |