v11.1のBuilt-in-ExcelでExcelファイルを開く方法

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概要

v10.7以前のBuilt-in-ExcelでExcelファイルを開く際は、「Open」ステップで指定するファイルパスの接頭に"excel://"を追記する必要がありますが、v11.1では、旧バージョンで作成したロボットと新規作成したロボットで記述方法が異なります。

具体例

旧バージョンで作成したロボットをv11.1で開く場合  

旧バージョンで作成したロボットは、上位互換により、v11.1でも同じ記述方法(そのままの設定内容)でファイルを開くことが可能です。 
v11.1_____.JPG

v11.1で新規作成する場合

v11.1で新規作成する「Excel」ステップでは、"excel://"の記述は不要です。 
例: C:\test\test.xlsx

mceclip0.png

例:C:/test/test.xlsx

mceclip1.png

出力メッセージ

v11.1のロボットやステップ新規作成で、ファイルパスに"excel://"を記述した場合、 
以下のようなエラーメッセージが表示されます。 

Error executing command:Error creating Excel instance:Exception:does not exist. 

注意事項

v11.1のBuilt-in-Excelでファイルを開く際の記述方法について、ユーザーガイドには以下の記載がありますが、正しい記述方法は、本記事に記載のとおりです。 

【v11.1】Kofax RPA ユーザーガイド(p495参照) 

既存の Excel スプレッドシートを開くには、Excel ステップを実行し、[アクション] リストで [ファイルを開く] を選択して、 
スプレッドシートへのフルパスを入力します。たとえば、excel://c:/documents/myspreadsheet.xlsx のように入力します。 

 

区分 確認Ver
仕様 11.1