年、月、日を組み合わせて日付データを作成する

フォローする

【使用するステップ】

  • 「変数の割り当て(Assign Variable)」ステップ

【実装例】

以下、「年」「月」「日」というそれぞれ別の「Short Text」型もしくは「Integer」型変数に設定された値を、「変数の割り当て(Assign Variable)」ステップを使用して結合し、「Date」型変数に変換する方法になります。
 
例)年変数:2022、月変数:5、日変数:26、のように別々に設定されているものを、
  「2022/5/25」のように結合させ、「2022-5-25 00:00:00.0」という「Date」型に変換します。
 

  1. 「変数の割り当て(Assign Variable)」ステップを作成します。

     
  2. 不要なデフォルト設定を削除した「コンバータ」を準備します。
    ①「値:」のプルダウンより「コンバータ」を選択します。


    ②「ー」をクリックし「変数を取得」を削除します。

     
  3. 「コンバータ」内で変数を編集するために「エクスプレッションを評価」設定を準備します。
    ①「+」をクリックし、「エクスプレッションを評価」を選択します。


    ②表示された「設定:エクスプレッションを評価」画面の「編集」をクリックし、「式エディター」画面を表示させます。
    ※エクスプレッション編集方法として③に直接入力することも可能です。

     
  4. 「式エディター」に「年+>>/<<+月+>>/<<+日」と表記します。 
    ※年、月、日は変数名です。
    「出力値」欄に値が反映されていることを確認し、「OK」をクリックします。

     
  5. 「設定:エクスプレッションを評価」画面でも「OK」をクリックします。
     
  6. 「コンバータ」内で日付データに変換するために「日付抽出」設定を準備します。
    ①「+」をクリックし、「日付処理」>「日付抽出」を選択します。


    ②表示された「設定:日付抽出」画面の「フォーマット:」の「+」をクリックし「フォーマットパターン」を選択します。

     
  7. 「パターン:」に「yyyy/M/dd」と表記します。
    ※「テスト入力値」と、パターンを合わせて表記する必要があります。
    「テスト出力」で「Date」型の値が表示されていることを確認し、「OK」を押してアクションタブに戻ります。

     
  8. 「変数:」にあらかじめ用意しておいた「Date」型の変数を設定します。

 

【注意点】

  • 「変数の変換(Convert Variables)」ステップの使用も可能です。
    今回の操作には、「開始:」変数は必要ないですが、未設定の場合エラーとなりますので、空の変数など、何らかの変数を設定してください。
    「変数の変換(Convert Variables)」ステップ 
  • DS内の「Date」型変数は"1992-04-25 10:33:06(.0)" のような 「yyyy-mm-dd hh:mm:ss(.n)」 という形式となっています。
    日付データを理解する
  • 別方法としては、変換する機能を持った外部サイトを利用する方法、
    変換バッチやコマンドを「コマンドライン実行(Execute Command Line)」ステップで実行する方法があります。
    「コマンドライン実行(Execute Command Line)」ステップ
    ※変換バッチやコマンドに関しては、サポート対象外となっております。
     

【関連情報】

 
 
※この記事は2022年5月25日にver11.1.0.6で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。