キーを操作する フォローする 作成日[2022年04月26日 23:56] 更新日[2024年08月24日 00:42] 【使用するステップ】 [DA] 「キー プレス(Press Key) ステップ」 【実装例】 CSVファイル中のデータ(A1:E7)をキー操作して全選択させます。 【作成手順】事前準備として、DA端末上でテストデータを入れたCSVファイルを用意し、開いておきます。 Desktop Automation(DA)のレコーダービュー上にある対象csvファイルのアプリケーションタブをクリック> 右クリック > キープレス > エンターを選択します。 「キープレス ステップ 」の表示名を分かりやすい名前に変更します。※「キープレス ステップ 」はどのキーを指定しても、表示名が「Press エンター」に統一されており、連続で使用した場合に何のキープレスをしているのか分かりにくくなります。その為、表示名を変更しておき、維持管理面からも使いやすくします。例として、ステップで設定されたキーと修飾子の組み合わせで名前変更します。 セルの範囲指定の開始位置を指定します。 「キー」と「修飾子」を以下のように設定し、A1セルを選択します。「キー」:標準キー > Home 「修飾子」:固定キー修飾子 > Ctrl 1~3までの手順で作成したステップを以下の様にコピーして、もう一つの「キープレス ステップ 」を作成します。そして、2.と同様に「キープレス ステップ 」の表示名を分かりやすい名前に変更します。(例として、ここでは「Ctrl+A」に変更します。)コピー&貼り付けの方法 4.で新しくできたもう一つの「キープレス ステップ」(「Ctrl+A」)の「キー」と「修飾子」を修正して、選択範囲を全選択するショートカットキーを指定します。 「キー」:標準キー > A 「修飾子」:固定キー修飾子 > Ctrl ステップを実行すると、CSVファイル中のデータ(A1:E7)を全選択できました。 【補足】 標準キーの「Ctrl + A 」以外の操作方法として、「 Ctrl + Shift + → 」と「 Ctrl + Shift + ↓ 」の組み合わせでも選択可能です。 【注意点】 修飾子で「計算されたキー修飾子」を選択した際に表示されるテキストボックスには、Shift、Ctrl、Alt のキーコードのみが入力可能です。左Shift:VK_LSHIFT 右Shift:VK_RSHIFT Ctrl:VK_RCONTROL Alt:VK_MENU それ以外のキーコードを指定すると、「XXXは認識されたキー修飾子ではありません」とのメッセージが出ます。 XXXは認識されたキー修飾子ではありません。 キーの選択肢で「標準キー」には無いキー入力内容を指定したい場合(「Print Screenキー」、「Deleteキー」、テンキー側の「エンターキー」等)、また「標準キー」が正常に動作しない場合には、「計算されたキー」を利用します。 詳細はキーコードで操作するをご参照ください。 「キープレス ステップ 」はキーボード操作と同じ動作をするため、実際にDA端末でキーボード操作が出来るように、予め以下のような状態にしておく必要があります。 ・操作対象のアプリケーションでキーボード入力できるように予め選択状態にしておく。 ・操作対象のアプリケーションを最小化しない等。例:検索欄に記入された「BizRobo!ナレッジベースへようこそ」を削除したい場合。「キープレス ステップ 」を実行する前に、DA端末上の検索欄をクリックするステップを入れ、キーボード入力できるように予め選択状態にしておく必要があります。この選択状態があることで、検索欄に記入された「BizRobo!ナレッジベースへようこそ」を削除することができます。予め検索欄を選択状態にしていない場合、結果として別の操作を行ってしまうことになります。下図のように検索欄に記入された内容は削除できず、ページ全体を選択してしまいます。 【関連情報】 Windows10 ビルドバージョン1909環境で「Shift + Tab」が動作しない リモートデスクトップ接続画面に対してPress Keyで特定のキーが使用できない DAのPress Key命令で「`-=[]\;’,./」が入力できない Press Keyステップを使用して文字を入力する方法 DAで表示されていないスクロール先の情報を取得/操作できるようにする 【参考情報】[DA]finder(ファインダー)の記法 キーコードで操作する ※この記事は2022年3月16日にver11.1.0.4で作成したものです。※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。
【使用するステップ】
[DA]
【実装例】
CSVファイル中のデータ(A1:E7)をキー操作して全選択させます。
【作成手順】
事前準備として、DA端末上でテストデータを入れたCSVファイルを用意し、開いておきます。
クリック> 右クリック > キープレス > エンターを選択します。
※「キープレス ステップ 」はどのキーを指定しても、表示名が「Press エンター」に
統一されており、連続で使用した場合に何のキープレスをしているのか分かりにくくなります。
その為、表示名を変更しておき、維持管理面からも使いやすくします。
例として、ステップで設定されたキーと修飾子の組み合わせで名前変更します。
A1セルを選択します。
「キー」:標準キー > Home
「修飾子」:固定キー修飾子 > Ctrl
(例として、ここでは「Ctrl+A」に変更します。)
コピー&貼り付けの方法
修正して、選択範囲を全選択するショートカットキーを指定します。
「キー」:標準キー > A
「修飾子」:固定キー修飾子 > Ctrl
【補足】
標準キーの「Ctrl + A 」以外の操作方法として、「 Ctrl + Shift + → 」と「 Ctrl + Shift + ↓ 」の組み合わせでも選択可能です。
【注意点】
Shift、Ctrl、Alt のキーコードのみが入力可能です。
左Shift:VK_LSHIFT
右Shift:VK_RSHIFT
Ctrl:VK_RCONTROL
Alt:VK_MENU
それ以外のキーコードを指定すると、「XXXは認識されたキー修飾子ではありません」との
メッセージが出ます。
XXXは認識されたキー修飾子ではありません。
詳細はキーコードで操作するをご参照ください。
キーボード操作が出来るように、予め以下のような状態にしておく必要があります。
・操作対象のアプリケーションでキーボード入力できるように予め選択状態にしておく。
・操作対象のアプリケーションを最小化しない等。
例:検索欄に記入された「BizRobo!ナレッジベースへようこそ」を削除したい場合。
「キープレス ステップ 」を実行する前に、DA端末上の検索欄をクリックするステップを入れ、
キーボード入力できるように予め選択状態にしておく必要があります。
この選択状態があることで、検索欄に記入された「BizRobo!ナレッジベースへようこそ」を削除することができます。
予め検索欄を選択状態にしていない場合、結果として別の操作を行ってしまうことになります。
下図のように検索欄に記入された内容は削除できず、ページ全体を選択してしまいます。
【関連情報】
※この記事は2022年3月16日にver11.1.0.4で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。