【使用するステップ】
- 「条件付き(Conditional)ステップ」
【実装例】
「条件付き(Conditional)ステップ」を使って、後続のステップを実行させる条件を指定できます。
- オートメーションワークフローで実施したいところを右クリック >「条件付き ステップ」を選択します。
- 「条件付き ステップ」内の緑の✚マークをクリックして、判定条件の追加ができます。
- 判定のための条件式を設定するため、一番左の欄をクリックして、=を追加します。
- エディター欄に判定条件を編集できます。また、判定結果はtrue(真)またはfalse(偽)が返されます。
サンプル①
=(変数A == 変数B) → 変数Aと変数Bが一致する
=(変数A != 変数B) → 変数Aと変数Bが一致しない
サンプル②
=(変数 == “値”) → 変数と値が一致する
=(変数 != “値”) → 変数と値が一致しない
【補足】
・DA内のステップで利用できる関数は下記ナレッジをご参照ください。
DAでの関数の使用方法と一覧 - 「条件付き ステップ」内で判定条件のあとにステップを追加すると、判定結果に応じて実行内容を変えることができます。
下記にブラウザでの検索件数を判定してステップを実行する例をご紹介します。
例1:件数(変数)の値が 668 なので、条件「件数 != 0」の結果がtrue(真)となり、上段の分岐処理が(①→②→③→④)の順で実行されます。
例2:件数(変数)の値が 0 なので、「件数 == 0」の結果がtrue(真)となり、下段の分岐処理が(①→⑤→⑥)の順で実行されます。
【注意点】
「Guarded Choiceステップ」も判定を行う効果を持つため、用途によって使い分けてください。
- 「Conditionalステップ」
変数を利用し、データ判断する場合に使います。
- 「Guarded Choiceステップ」
動作する前に対象のエレメントが存在することを確認する場合に使います。
例:ボタン"ログイン"をクリックする場合、ツリー情報を確認し、該当のロケーション(要素)が見つかるかを判断する。判断できないまま、特定の秒数(この例では60秒)が経過した時、例外処理を行う。「ロケーションが見つかった場合」や「秒が経過した時」以外の判断基準もありますので、詳細はGuarded Choice(ガードチョイス)の特徴を参照してください。
【関連情報】
- Device Automationでのループと IF文 処理
- Desktop Automationステップでループ数が一定の倍数の場合に特定の処理を入れる方法
- Guarded Choice(ガードチョイス)の特徴
※この記事は2021年12月28日にver11.1.0.4で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。