【使用するステップ】
- 「ウィンドウ(Windows)ステップ」
【実装例】
デスクトップ上に保存したテキストファイル(test.txt)を起動します。
- 右クリックメニューから「ウィンドウ ステップ」を選択します。
- ステップが作成されます。
- 「ウィンドウ ステップ」の「実行可能」の欄に開きたいファイルのフルパスを入力します。
※ファイルのフルパスを取得する方法は【補足】参照
- ステップ実行後に「全画面表示で」ファイルが起動します。
【補足】
- ファイルのフルパスを取得する方法
起動したいファイルを「Shift+右クリック」して、メニューから「パスのコピー(A)」を選択することでクリップボードに該当ファイルのフルパスがコピーできます。
- 「ウィンドウ ステップ」以外でファイルを開く方法
以下の例のように、マウスやキーボードなどの手動での操作と同じ動きをロボットに実行させることでファイルを開くこともできます。この方法で実行した場合、開いたファイルのウインドウサイズは「手動で操作した際と同じ」になります。
例1)開きたいファイルに対して「クリック ステップ」を実行
画像ではデスクトップ上に保存したテキストファイルをダブルクリックするステップを作成しようとしています。
例2)「Windows+R」(ファイル名を指定して実行)や「Windows+E」(エクスプローラー起動)でファイルを開く
画像では下記のナレッジを参考に「キー プレス ステップ」を使用して「Windows+R」(ファイル名を指定して実行)を行い、デスクトップ上に保存したテキストファイルを開こうとしています。
Calculated Keyの設定方法
代表的な仮想キーコード一覧
【注意点】
- アプリケーションを起動する方法によって挙動が異なる
- Openステップで開いた直後にモーダルダイアログが表示されるExcelファイルを開くとDeviceAutomationが固まる
-
DAの「Open」ステップで、オプションの指定をしたアプリケーションの起動ができない
※v11.1より実装された「ウィンドウ ステップ」では引数欄を利用することができます。
【関連情報】
- Device Automationの式の中で変数と文字列を結合する方法
- DAでプログラムを指定してファイルを開く方法を教えてください。
- Device Automationの「オープン(Open)」ステップでファイルサーバにあるファイルを直接開く方法
- DAの「Open」ステップにて「URI」項目に特殊文字(:や@や#)を使用する方法
- v11.1 ウィンドウステップで「デバイス情報が変更されました」のエラーが表示される
※この記事は2022年3月10日にver11.1.0.6で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。