事象の概要
バージョン11.1.0.4のDesign StudioにてDesktop Automationロボットにウィンドウ ステップを追加する際、デバイスマッピング名・DAワークフローのデバイス名が異なるとウィンドウ ステップのプロパティが表示されない事象があります。
事象の詳細
以下の手順で現象の再現ができます。
- Webオートメーションロボットは「Desktop Automationロボットの呼び出し」ステップよりDesktop Automationロボットを呼び出して、必要なデバイスを「label1」として指定します。
- 「DAロボットにステップイントゥー」よりDesktop Automationロボットに入って、デバイスを「aa」(‘label1’と異なる名前)として指定します。
- 「ウィンドウ ステップ」を追加します。
回避策
対策①
1.ウィンドウ ステップを右クリックして、コンテキストメニューから「ステップの更新」をクリックすると、新しいウィンドウ ステップが追加されます。
2.新しく追加されたウィンドウ ステップにて、アクションにおいて「実行」を選択すると、ウィンドウ ステップのプロパティを表示できるようになります。
対策②
デバイスマッピング名・Desktop Automationロボットのデバイス名を一致させ、再度「DAロボットにステップイントゥー」よりDesktop Automationロボットに入ってから、ウィンドウ ステップを追加すると、ウィンドウ ステップのプロパティが表示されます。
その後、Desktop Automationロボットのデバイス名を別の値にしても、ウィンドウ ステップを正常に使用することができます。
区分 |
発生Ver. | 改修ID | 修正Ver. |
不具合 | 11.1.0.4 |