Launcher実行時にv11のDAロボが接続エラーとなった場合、後続のロボットが待機中のまま実行されなくなる

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事象

DAステップが含まれたv11のロボットをLauncherで実行する際、DAステップで接続エラーが発生したままロボットの実行が完了すると、後続のロボットが待機中のまま実行されなくなります。

エラーメッセージ

DAステップで接続エラーとなった場合はDS上で以下のエラーメッセージが表示されます。
<エラーメッセージキャプチャ>

<エラーメッセージ書き起こし>
{デバイスマッピング名}を使用して取得したオートメーション デバイスに接続できませんでした:
Error calling Desktop Automation Service: Error: connect ETIMEDOUT {IPアドレス}:{ポート}.
Caught exception.
Unknown error code.
Original error: ETIMEDOUT

原因

DA接続エラーが発生する際の挙動がv11から変更されたことが原因です。
v10.7.0.4以前のバージョンでは、ロボットを開いた時点でエラーとなりますが、v11ではデバッグモードで実行した際にエラーとなります。
上記挙動の差によって、v11ではエラーは出力されますがロボットが実行され、ログを取得するためにDSをクリックしようとしますが、
DSの接続エラーが表示されている場合、DSを操作できないため、Launcherとしては予期せぬ動作となりクラッシュします。
※LauncherはDS画面左下のステータスが「実行は正常に完了しました」となった場合にDSをクリックしようとするため、ステータスが「実行中...」となっている間にDSの接続エラーを閉じた場合は本不具合は発生しません。

発生条件

DAステップが含まれたv11のロボットをLauncherで実行し、DAステップで接続エラーが発生したままロボットの実行が完了した場合に発生します。

対処方法

現状、本不具合を回避する方法はございません。
事象が発生した場合はLauncherを再起動していただきますようお願いいたします。

区分 発生Ver 改修ID 修正Ver
不具合 3.3.0