概要
DesktopAutomation(DeviceAutomation)ステップ内で変数を利用する場合、
どの型の変数にするか選択する必要がありますが、その選択肢には同じプロジェクトフォルダ内にあるタイプファイルも含まれます。
よって、タイプファイル名と同じ名前の変数を作成しようとすると、既に存在している名前のためエラーとなり、利用することが出来ません。
具体例
例として、プロジェクト内にタイプファイル1、タイプファイル2、タイプファイル3を作成して、
同じ名前の変数をDAステップ内で作成した場合となります。
※タイプファイル3はDAで利用出来ない変数の型が含まれています。
1.DS側にてタイプファイルの作成とロボットに参照する変数を設定した後、DAステップの入力値に変数を設定する。
2.DAステップ内でタイプファイルと同じ名前を利用すると赤い感嘆符より、エラーになっていることが確認出来る。
エラーメッセージ
{タイプファイル名}: Cannot be redefined as variable, is already defined as a type.
※以下、InputやVariablesにてエラーとなることを確認
3.補足として、タイプファイル3はDAで利用出来ない変数の型があるため、DAでは選択肢に含まれない。
対応方法
既存のタイプファイル名と違う名前でDAステップ内の変数名を設定して下さい。
例:TESTという名前のタイプファイル名があるなら、DAでは、TEST_DA 等。
注意事項
既存のタイプファイルの中にDAで利用出来ない変数の型がある場合は、
DA内の選択肢に含まれないため、同じ名前が利用できます。
参考
プロジェクトフォルダの作成場所を確認する
DAで扱えるデータの種類(変数のタイプ)
「デスクトップ オートメーション(Desktop Automation)」ステップ
DAからDSに値を渡す
DSからDAに値を渡す
区分 | 確認Ver |
仕様 | 10.4.0.2、10.7.0.4 |