概要
Design Studioで操作対象を新しいウィンドウとして開く場合は、「新しいウィンドウを開く」(New Window)ステップや「ページ読込(Load Page)」ステップを利用することで実現出来ます。
その際、ウィンドウオープナーという設定項目があり、DS上に既に表示されているWebサイトを指定することで新しいウィンドウ上で指定したWebサイトのjavascriptを実行することが出来ます。
具体例
内容:Webサイト入力した内容を新しいウィンドウで開いた画面に表示させる。
注意点:ウィンドウオープナーで指定したWebサイトの仕様によるため、本件の具体例と同様なことが出来るとは限りません。内部構造(javascript)を正確に把握している必要があります。
- Webサイトの該当箇所に入力する
※もし送信ボタンを押下すると下に入力内容が記載されます。 - ウィンドウオープナーとして、現在操作対象となっているWebサイト(親ウィンドウと呼びます)を指定する。
- 真っ白な新しいウィンドウが表示されるため、指定したWebサイトのjavascriptを「JavaScriptの実行(Execute JavaScript)」ステップを利用して実行する。
※新しいウィンドウに表示させるためのソースを「JavaScriptの実行(Execute JavaScript)」に記載する必要があります。また、ソース作成はhtmlやjavascriptの知識が必要となります。
※以下、実行結果になります。
注意事項
- ウィンドウオープナーとして指定したWebサイトの仕様によっては、利用出来ない場合があります。
- 「新しいウィンドウを開く」(New Window)ステップや「ページ読込(Load Page)」ステップ以外にも「JavaScriptの実行(Execute JavaScript)ステップを利用する必要があります。
- 本件の機能を利用する場合HTMLやJavascriptの知識が必要であり、ソースに関してはサポート対象外になります。
- 本件を利用しない場合は、ウィンドウオープナーの設定は”なし”で設定して下さい。
参考
「ページ読込(Load Page)」ステップ
「新しいウィンドウを開く(New Window)」ステップ
Webページを「Load Page(ページ読込)」ステップで開く際にウィンドウに名前を付ける方法
バージョンアップにより、Webサイトで利用する項目がDSにて表示されなくなることがある。
区分 | 確認Ver |
逆引き | 10.7.0.4 |