【使用するステップ】
- 「デスクトップ オートメーション(Desktop Automation)」ステップ
【実装例】
スタティックリファレンス、ダイレクトアクセス方式でのロボット作成準備は次の通りです。
※接続方式と参照方法については、次のナレッジをご参照ください。
DAに対する接続方式と参照方法の接続可能な組み合わせ
DAの参照方法と設定(スタティックリファレンス・ダイナミックリファレンス)
- DS端末、DA端末それぞれがハードウェア要件を満たしていることを確認する
BizRobo! 10.x 動作ハードウェア要件
- DS端末にDSを、DA端末にDAS(Desktop Automation Service)をインストールする
Desgin Studioインストール方法
Desktop Automation/Device Automation(DA)インストール方法
- DASの設定
DASの設定については、次のナレッジをご参照ください。
Local Desktop Automationの機能と設定方法について
※「Host name(ホスト名)」については、DA端末のホスト名またはIPアドレスを入力ください。
また、MCを経由する、デバイスマッピング方式での設定については、次のナレッジをご参照ください。
DAの接続方式と設定(ダイレクトアクセス方式・デバイスマッピング方式) -
DSの設定
DSの設定については、次のナレッジをご参照ください。
Local Desktop Automationの機能と設定方法について -
接続の確認
- ロボットの実行モードは「スマート再実行(フル)」に設定します。
DSの実行モード(デザインモード)の変更方法 - DSで「Desktop Automation」ステップを作成し、「必要なデバイス」項目にて「+」(追加)ボタンをクリックします。
- 「スタティックリファレンス」を選択の上、『DSの設定』の手順2で作成したデバイスファイル名を選択する。
- 「ワークフロー」項目の「編集」ボタンをクリックして、DAエディター画面を開きます。
- DAエディターのレコーダービューで「Program Manager」タブを選択し、DA端末のデスクトップと同じ画面が表示されていることを確認します。
※「Taskbar」タブを選択した場合の表示例です。
※レコーダービューにタブが表示されない場合や、レコーダービューの「Program Manager」タブでも画面が灰色の場合は、
DASの再起動及びDSを更新し、DA端末のDASのアイコンに鍵マークが付くことをご確認ください。
- ロボットの実行モードは「スマート再実行(フル)」に設定します。
【注意点】
- DSとDASのバージョンは一致させる必要があります。
DS/RSとDASのバージョンが異なる場合に出力されるエラー - ロボをDSから実行するか、MC(RS)から実行するかで、可能な接続方式と参照方法の組み合わせが異なります。
DAに対する接続方式と参照方法の接続可能な組み合わせ - 端末のリソースが不足している場合、ロボット実行時に原因不明のエラーや内部エラー(Internal Error)を引き起こす原因となります。
特に、DS端末とDA端末が同じであるLocal Desktop Automationの場合、より多くのリソースが必要となりますので、DA端末を別途ご用意いただくことをお勧めします。
BizRobo! 10.x 動作ハードウェア要件 - スタティックリファレンス方式のDAステップが無効状態でもDA接続を行うため、同一ロボット内の他のDAステップに影響する場合がある
- DAは、DA端末にインストールされている".NET Framework”のバージョンの影響を受けます。
DAによる要素の認識は.Net Frameworkのバージョンによって異なる
接続実績のあるDA端末にて、DASをバージョンアップ後に接続が出来ない - すでに接続済みのDA端末に対して、再度その端末に接続することはできません。
DAのConnect-To-Deviceステップでエラーとなる原因
【関連情報】
- 「デスクトップ オートメーション(Desktop Automation)」ステップ
- Ver.10.4の「オートメーションデバイスマッピング」設定画面にトークン入力欄が表示されない
- Local Desktop Automationの機能と設定方法について
- DA端末の利用状況を確認して接続する端末を選択する方法(DA端末の冗長化)
- IPやHostnameが動的に変わる端末へDASを設定する方法
- DASのHostnameに端末のコンピュータ名を設定したが-DA端末に接続できない
- 「Management Consoleベースのデバイスマッピング」使用時にDA端末への接続を確認する方法
- 「Device Automation(Desktop Automation)」ステップで「編集(Edit)」ボタンがグレーアウトされて押せない
- 「Device Automation(Desktop Automation)ワークフローが定義されていません」とエラーが出た際の対応方法
- Caught exception: Error: connect ETIMEDOUT のエラーについて
- DA接続時に「Exception: DeviceIssue. Failed to connect. Could not connect to Device Automation Service.」のエラー
※この記事は2021年3月15日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。