【ステップの効果】
- デスクトップ オートメーション(DA)、Local Desktop Automation(Local DA)、ChromiumやBuilt-in-Excelを利用することができます。
【使用方法】
- ロボットのデザインモードを「スマート再実行(フル)」、プラウザエンジンはデフォルト (WebKit)とします。
- 「アクションステップ」を作成します。
- 「アクションを選択」>「Desktop Automation」を選択します。
- DSからDAステップへ変数の値を渡す場合は、「入力値」に変数を指定します。
- DAステップからDSへ変数の値を受け取る場合は、「出力マッピング」に変数を指定します。
- 「必要なデバイス」にDA端末を指定します。
※ChromiumやBuilt-in-Excelのご利用の際は「必要なデバイス」の設定は不要です。
※デバイスを追加するためには、事前にオートメーションデバイスマッピングを設定しておく必要があります。詳細は次のナレッジを参照してください。
DAの参照方法と設定(スタティックリファレンス・ダイナミックリファレンス)
Local Desktop Automationの機能と設定方法について
- アクションタブの「編集」をクリックします。
※ステップビューの編集ボタンからクリックします。
赤い「!」マークについては以下を参考してください。
「Device Automation(Desktop Automation)ワークフローが定義されていません」とエラーが出た際の対応方法
- Desktop Automation エディター画面が表示されます。
※DAの場合はレコーダービュー(左下)にDA端末の画面(Program Manager、Taskbarや起動中のアプリケーション)がそれぞれタブに分かれて表示されます。DA端末の画面が表示されない場合は、DAS(Desktop Automation Service)の再起動及びDSを更新してください。
※ChromiumやBuilt-in-Excelの場合は、レコーダービューは灰色です。
【設定項目】
①「入力値」:
DSからDAへ変数の値を渡す際に、変数を指定します。
②「出力マッピング」:
DAからDSへ変数の値を受け取る際に、変数を指定します。
③「必要なデバイス」:
DAを利用する場合に、DA端末を指定します。
※DSとDAステップ間の変数の受け渡しについては、下記を参考にしてください。
・DSからDAに値を渡す
・DAからDSに値を渡す
【注意点】
- Device Automation の考え方と実装時の注意点
- 1つのロボット内で Device Automation ステップと併用できないステップ
- DS/RSとDASのバージョンが異なる場合に出力されるエラー
- 1つのDA端末にバージョン違いのDASを複数インストールした場合の注意事項と対応方法
- DAで扱えるデータの種類(変数のタイプ)
【関連情報】
- Desktop Automationについて理解する
- Desktop Automation/Device Automation(DA)インストール方法
- DA機能を使用するロボットの作成準備(DASの設定、ロボットの設定)
- 「Device Automation(Desktop Automation)」ステップで「編集(Edit)」ボタンがグレーアウトされて押せない
- DAに対する接続方式と参照方法の接続可能な組み合わせ
- Device Automation Tips集
- Classicエンジン(オレンジ色のRobot)でDesktop Automationを利用する方法
- Windows10上でのDAの動作スピードがWindows7と比較して異常に遅い。
- Desktop Automationの「記録されないインスタントクリック」機能の使い方を教えてください。
- Chromium の概要
- Built-in-Excelについては、10.3.0.x 新機能紹介と利用ガイド※の①Built in Excelの項目を参照してください。
※この記事は2021年2月24日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。