「スクリーンショット抽出(Extract Screenshot)」ステップ

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【ステップの効果】

  • このアクションは、ページ全体またはその一部を画像として抽出し、変数に保存します。

 

【使用方法】

  1. 「アクションステップ」を作成します。
  2. 「アクションの選択」>「抽出」>「スクリーンショット抽出」を選択します。 
  3. 以下、画像を抽出した場合となります。
    「アクション」タブはデフォルトのまま、「変数」にimage変数を設定しています。
    「ファインダー」タブは以下の様に、画像の要素を指定します。​


    補足:画像またはTree情報を右クリックして、ステップ作成することもできます。



  4. 上記手順で追加されたステップを実行すると、image変数の場合は抽出内容を視認出来ます。

 

【設定項目】



①「パティング」:ページで画像として抽出したい範囲を指定します。
     

・なし:「パティング」を特に指定しません。 (デフォルト)​​
                この場合、「ファインダー」タブを設定必要があります。
   

・ページ全体:ページ全体を画像として抽出します。
                        「ファインダー」タブを設定する必要はありません。
   

・ユーザー定義:上/下/左/右 の余白数値 (ピクセル単位)を指定します。
                             負の値にすることはできます。​
                             この場合、「ファインダー」タブを設定する必要があります。
   

 以下、「ファインダー」タブが同じ場合で且つ、「パティング」を「なし」と「ユーザー定義」に指定した違いになります。
 ステップを実行すると、「ユーザ定義」は設定した余白の分、広く又は狭く抽出が出来ます。
 

 

②「画像をロード」:画像をロードするかどうかを指定します。デフォルトは「✓」を設定されます。
     
     ※これは、デバック実行時に必要となる場合があります。
         詳細は以下のナレッジをご確認下さい。
       「スクリーンショット抽出(Extract Screenshot)」ステップを実行すると、意図していない箇所の画像を抽出する場合がある

 

③「タイムアウト(ms)」:画像の読込に使用するタイムアウト (ミリ秒単位)を指定します 。
     

 

④「変数」:スクリーンショットを保存した変数を指定します。
                      ImageまたはBinary変数である必要があります。

 

⑤「画像フォーマット」:スクリーンショットをPNG、JPG、BMP、および GIF形式に指定します。
   

 

【注意点】

  • DSでは抽出したスクリーンショットを希望のアプリケーションへ貼り付けることはできません。
    Excelにスクリーンショットを貼り付ける方法


  • スクリーンショットを保存した変数を追加する時、変数タイプは「Image」または「Binary」である必要があります。上記以外の変数タイプはエラーを引き起こします。

    例:変数タイプ "HTML" を利用した場合のエラー
    ステップが無効です 変数'○○'のタイプが適切ではありません。変数を選択。
    mceclip1.png

  • 以下、「パディング」が「なし」の場合、ページ上で選択できない箇所(▢枠にならない)を
    抽出すると、エラーになります。
    ※「ユーザ定義」はエラーにならずに取得出来ます。

    例:Webのタイトルを選択した場合のエラー
    スクリーンショット抽出 アクションによるエラーが発生しました。 Area to extract is empty(0 x 0)
    mceclip2.png

【関連情報】



※この記事は2021年2月23日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。