複数の「判定(Test)」ステップとトライステップを組み合わせることで、判定条件に合致した「判定(Test)」ステップの後続の処理フローのみを実施することができます。
【使用するステップ】
- 「判定(Test)」ステップ
- トライステップ
【実装例】
トライステップの後ろにブランチで「変数判定(Test Variables)」ステップを2つ設置し、判定条件に合致した「変数判定(Test Variables)」ステップ以降の処理を実施します。
以下のフローでは②「変数判定(Test Variables)」ステップのみに条件が合致した場合、
[A→①「変数判定(Test Variables)」ステップ→②「変数判定(Test Variables)」ステップ→C]
と実行されます。
※トライステップから出ている破線ブランチは上位のブランチでエラーとなった場合のみ実行されるため、Dは実行されません。
「変数判定(Test Variables)」ステップ設定例は以下となります。
①「変数判定(Test Variables)」ステップ
判定によりエラー処理「直近のトライステップ」が試行されます。
②「変数判定(Test Variables)」ステップ
判定によりエラー処理は実行されず後続のCが実行されます。
【注意点】
- 「判定(Test)」ステップを通過した場合、トライステップから出ている下位の破線以降のフローは実施されません。
【関連情報】
- 「変数判定(Test Variables)」ステップ
- トライステップとは
- DSのステップとは
- DSで使用するアクションステップの作成方法
- DSのアクションステップの4つのタブ
- DSで使用するステップのロボットビューでの基本操作
- DSにて特定のステップを一時的に実行しないようにする方法
※この記事は2021年1月14日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。