【ステップの効果】
- 「HTML として抽出(Extract As HTML)」ステップを使用することで、DSに表示されたスプレッドシートの内容をHTML形式として、抽出して変数に保存することができます。
【使用方法】
- 「アクションステップ」を作成します。
- 「アクションを選択」>「Excel」>「HTML として抽出」を選択します。
- 「範囲」に値を抽出したいセル位置(シート名とセル番号)を指定します。
(例)Sheet1のA1~A4セルの範囲を抽出したい場合は「Sheet1!A1:A4」とします。
- 「ヘッダーを含める」をどちらか選択します。 (ヘッダー:Excel行列の1,2,3・・・、A,B,C・・・)
「次を抽出」にセルから抽出する対象を指定します。(初期値は「書式設定された値」です。)
「変数」に格納先となるHTML型またはロングテキスト型の変数を指定します。
- 「ヘッダーを含める」の選択による挙動は以下のようになります。
【設定項目】
① 「ヘッダーを含める」:ExcelのヘッダーをHTMLに含めるか選択します。
② 「次を抽出」:セルから抽出する対象を「書式設定された値」、「プレーン値」、
「式」の三つから選択できます。
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- [書式設定された値] では、書式設定により表示された値を抽出します。
- [プレーン値] では、内部表現を抽出します。
- [式] は、式を抽出します。
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※上記3つの違いはウインドウビューで実際に確認できます。
③ 「変数」:格納先変数を指定します。
変数は、HTML型またはロングテキスト型である必要があります。
【注意点】
- HTMLの列幅は自動的に40px設定となり、Excelでの列幅設定を引き継ぎません。
また、抽出したHTMLにはタイトルとしてファインダーの「範囲」が自動的に記載されます。
列幅の指定やタイトルの削除が必要な場合は、変数に格納後に以下のようなステップで編集する必要があります。
・「テキストの置き換え(Replace Text)」
・「パターンを置き換え(Replace Pattern)」
【関連情報】
※この記事は2021年1月6日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。