【ステップの効果】
- このアクションは、HTML情報内のタグを判定します。
【使用方法】
- アクションステップを作成します。
- 「アクションの選択」>「テスト」 > 「タグ判定」を選択します。
- テストしたい範囲のタグを「ファインダー」を指定します。
例えば、下記のBizRobo!のニュースをテストしたい場合、下図のように「ファインダー」を指定します。
- 「パターン」に判定するタグを記入します。
「次に一致」から検出されたタグのどの部分とパターンを照合するかを指定します。
「ファインダー」と「パターン」で指定したタグが一致した場合に何を実行するかを選択します。
※例では、ニュース欄が「NEW」であるときのタグを設定しています。
パターンに使用するシンボルは、変数操作などを行う際の「パターン」で使用する正規表現を参照ください。
※「編集」からパターンエディターを開き、「テスト」することで判定結果を確認できます。
【補足】
以下、別の方法による「タグ判定(Test Tag)」ステップ 作成方法になります。
DSのWebページ画面でテストしたい範囲を右クリックし、「テスト」 > 「タグ」を選択します。
「アクション」と「エラー処理」の各項目を設定します。
【設定項目】
① 「ファインダー」:対象となるタグを指定します。
② 「パターン」:検出されたタグ全体と照合するパターン。
③ 「編集」:入力した式の結果を確認できます。
④ 「次に一致」:検出されたタグのどの部分とパターンを照合するかを指定します。
⑤ 「If」:パターンに対して一致する場合または一致しない場合のどちらを「エラー処理」に
するか指定します。
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- パターンが見つかったタグと一致します:タグと一致した場合、「エラー処理」とします。
- パターンが見つかったタグと一致しません:タグと一致しなかった場合、「エラー処理」とします。
⑥ 「Do」:「If」の条件を満たしたときの動作を決めます。
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- [エラー処理]時に指定されたとおり:[エラー処理] タブで、実行される内容を詳細に指定します。
- 後続のステップすべてをスキップ:現在の分岐以降の実行を停止します。
⑦ 「パターン」:検出されたタグ全体と照合するパターン。②と同じ
⑧ 「入力値」:ファインダーで指定された値が表示されます。
⑨ 「出力値」:テストをクリックすることで判定結果を確認できます。
⑪ 「API例外」:インシデントをロボットの呼び出し元に報告するかどうかを指定します。
⑫ 「エラーとしてログ記録」:インシデントをログ記録するかどうかを指定します。
⑬ 「Then」: インシデント発生後のロボット実行方法を指定します。
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- 後続のステップ全てをスキップ:後続のステップは実行されません。(デフォルト)
- 無視して続行:エラーが発生したステップが無視され、後続のステップは正常に実行されます。
- 次の代替手段を試行:トライステップの下のブランチを使用することができます。
「次のステップ」:-
- 直近のトライステップ:このステップに最も近いトライステップを指定します。 (デフォルト)
- 「直近のトライステップ」以外の命名されたトライステップを指定することもできます。
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- 次のイテレーション:繰り返し処理のステップの内部であった場合、後続のステップは実行されず、
次のイテレーションから実行が継続されます。
「次のステップ」:-
- 直近の繰り返しステップ:このステップに最も近い繰り返しステップを指定します。
(デフォルト) - 「直近の繰り返しステップ」以外の命名された繰り返しステップを指定することもできます。
- 直近の繰り返しステップ:このステップに最も近い繰り返しステップを指定します。
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- ループ終了:繰り返し処理のステップの内部であった場合、繰り返し処理が終了し、繰り返し処理より後ろのステップから実行が継続されます。
「次のステップ」:-
- 直近の繰り返しステップ:このステップに最も近い繰り返しステップを指定します。
(デフォルト) - 「直近の繰り返しステップ」以外の命名された繰り返しステップを指定することもできます。
- 直近の繰り返しステップ:このステップに最も近い繰り返しステップを指定します。
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【注意点】
- 「パターン」の判定は完全一致になります。
ファインダー範囲内に含まれるかどうかを判定する場合は、判定したいパターンの前後に「.*」を入力する等、正規表現で記載する必要があります。
【関連情報】
※この記事は2020年1月15日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。