「値判定(Test Value)」ステップ

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【ステップの効果】

このアクションはブール値(true または false)を判定して、現在の分岐以降も実行を続行するか、他のことを実行する必要があるかを決定します。

【使用方法】

  1. 「アクションステップ」を作成します。
  2. 「テスト」>「値判定」を選択します。
  3. 値の判定条件を指定します。
  4. 「If」で「条件が満たされていません」か「条件が満たされています」を選択します。
  5. 「Do」で「[エラー処理]時に指定されたとおり」か「後続のステップすべてをスキップ」を選択します。
  6. 「エラー処理」タブで実行される内容を詳細に指定します。

 

【設定項目】

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①.「条件」:判定条件を指定します。
    条件の指定は、デフォルトではエクスプレッションを入力して行います。ただし、値セレクター の内のオプションを使用することもできます。
            ※条件は true または false のどちらかを評価する必要があります。その他すべての値はアクションが実行されたときにエラーを生成します。

②.「If」:判定の基準となる厳密な条件を指定します。trueまたはfalseのどちらが③「Do」による指定の影響を受けます。    

③.「Do」:①「条件」と②「If」の組み合わせによって現在の分岐以降の実行を続行しないと判定された場合に、何を実行するかを決定します。

      • [エラー処理]時に指定されたとおり: [エラー処理] タブで、実行される内容を詳細に指定します。
      • 後続のステップすべてをスキップ: 現在の分岐以降の実行を停止します。


④「API例外」 :インシデントをロボットの呼び出し元に報告するかどうかを指定します。

⑤「エラーとしてログ記録」 :インシデントをログ記録するかどうかを指定します。

⑥「Then」 : インシデント発生後のロボット実行方法を指定します。
    

      • 後続のステップ全てをスキップ: 後続のステップは実行されません。 (デフォルト)
      • 無視して続行: エラーが発生したステップが無視され、後続のステップは正常に実行されます。
      • 次の代替手段を試行: トライステップの下のブランチを使用することができます。
         
         「次のステップ」:
            • 直近のトライステップ: このステップに最も近いトライステップを指定します。  (デフォルト)
            • 「直近のトライステップ」以外の命名されたトライステップを指定することもできます。
      • 次のイテレーション:繰り返し処理のステップの内部であった場合、後続のステップは実行されず、次のイテレーションから実行が継続されます。
         
         「次のステップ」:
            • 直近の繰り返しステップ: このステップに最も近い繰り返しステップを指定します。  (デフォルト)
            • 「直近の繰り返しステップ」以外の命名された繰り返しステップを指定することもできます。
      • ループ終了:繰り返し処理のステップの内部であった場合、繰り返し処理が終了し、繰り返し処理より後ろのステップから実行が継続されます。
         
         「次のステップ」:
            • 直近の繰り返しステップ: このステップに最も近い繰り返しステップを指定します。  (デフォルト)
            • 「直近の繰り返しステップ」以外の命名された繰り返しステップを指定することもできます。

 

 

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※この記事は2020年12月28日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。