【使用するステップ】
- 特になし
※エクスプレッションやコンバータを使用できるステップ
例)「セルのコンテンツ設定(Set Content of Cell)」ステップ
【実装例】
値(固定値)や変数(変数の値)をそのまま用いるのでなく、固定値や変数の値を加工したいときに、エクスプレッションやコンバータを使用します。
- エクスプレッション:式を入力し、計算結果を得ることができます。
例えば、次のような場合に使用します。
①固定値と変数の値を結合したい。
②変数の値を計算したい。
③関数を使用したい。(現在の日付の取得など)
※詳細は、エクスプレッションで使用できる記法と関数を参照してください。
- コンバータ:様々な変換機能を利用し、値を変換することができます。複数の変換機能を組み合わせることで、複雑な変換もできます。
例えば、次のような場合に使用します。
①文字列の一部を抽出したい。
②文字列の前後に文字を追加したい。
③文字列を変換したい。
④日付や数値の書式を変換したい。
※詳細は、コンバータで使用できるデータ変換機能を参照してください。
【注意点】
- Design Studioで対応しているExcel関数を、変数を用いて記載する場合には、「Converter(コンバータ)」から「Expression(エクスプレッション)」を選択する必要がある
- 「If~Then~Else」を用いた条件分岐を行う場合、コンバータ(Converters)と エクスプレッション(Expression)では使用方法が異なる
- 日本語版DSにてDevice Automation Stepの入力値に「値」「エクスプレッション」「コンバータ」を使用すると内部エラー(Internal Error)が発生する
- 「数値を抽出」ステップで変数から数値を抽出する際に、入力から数値を抽出できませんとのエラーが発生します
【関連情報】
※この記事は2020年12月22日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。