「ターゲット抽出(Extract Target)」ステップを使うことで、WebサイトからPDFファイルを保存できます。
【使用するステップ】
- 「ターゲット抽出(Extract Target)」ステップ
- 「ソース抽出(Extract Source)」ステップ(ターゲット抽出できなかった時使用します)
- 「ファイル出力(Write File)」ステップ(ダウンロードしたファイルを保存する時使用します)
【実装例】
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PDFファイルを格納するためのPDF変数を作成します。 ※Binary変数に格納することも可能です。
(画像ではシンプルタイプ変数で作成していますが、コンプレックスタイプ内に作成いただいても構いません。)
- 保存したいPDFファイルのダウンロードリンクを右クリックし、「抽出」>「ターゲット」>「PDF変数」を選択します。
- 「ファイル出力(Write File)」ステップを挿入します。
「ファイル名」に保存先を入力し、「ファイルコンテンツ」にPDFファイル抽出先のPDF変数を選択します。
- PDFファイルが保存されます。
【補足】
- 別の方法でのPDFファイル保存方法
「ターゲット抽出(Extract Target)」ステップの「データを保存」欄を「ファイル」を指定し、
「ファイル名」と「ディレクトリ」を設定することで直接ファイルの保存ができます。
※ デザインモードでもファイルが保存されます。
詳細は【関連情報】から「ターゲット抽出(Extract Target)」ステップを参照ください。
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ダウンロードリンクを右クリックした際に、「ターゲット」が選択できない場合
- 保存したいPDFファイルのダウンロードリンクを右クリックし、「クリック」を選択します。
- application/force-download画面で、「ソース抽出」>「PDF変数」を選択します。
- 「ファイル出力(Write File)」ステップを挿入します。
「ファイル名」に保存先を入力し、「ファイルコンテンツ」にPDFファイル抽出先のPDF変数を選択します。
【注意点】
- Assign Variable や Extract Target など特定のステップで、2回目以降の名称変更ができなくなる
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「ターゲット抽出(Extract Target)」ステップで「データを保存」欄を「ファイル」に指定した場合、デザインモードでもファイルが保存されます。
ファイルの保存を避ける場合は、ロボット作成時のみステップを無効化するか、「ファイル出力(Write File)」ステップを使用します。
【関連情報】
- 「ターゲット抽出(Extract Target)」ステップ
- 「ソース抽出(Extract Source)」ステップ
- 「ファイル出力(Write File)」ステップ
- ファイルをダウンロードする
- DSにて特定のステップを一時的に実行しないようにする方法
※この記事は2020年12月4日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。