「変数の割当(Assign Variable)」ステップを使用することで、
- 作業日当月の月初日を取得し、1日引くことにより前月末日を取得することができます。
- 作業日翌月の月初日を取得し、1日引くことにより当月末日を取得することができます。
【使用するステップ】
- 「変数の割当(Assign Variable)」ステップ
【実装例】
<前月末日の場合>
①ステップ追加後、「値」項目右側の▼をクリックし、「コンバータ(Converters)」に変更してください。
②「コンバータ」に変更後、「変数を取得(Get Variable)」を「-」をクリックし削除してください。
③「エクスプレッションを評価」に「now()」と入力し、作業日時を取得します。
④「日付処理」>「日付の書式設定」を選択し、「フォーマットパターン」にてyyyy-MM-01 HH:mm:ss」と入力します。
(当月初日を取得することができます)
⑤「日付処理」>「変更日」を選択し、当月初日から1日減算します。
<当月末日の場合>
①ステップ追加後、「値」項目右側の▼をクリックし、「コンバータ(Converters)」に変更してください。
②「コンバータ」に変更後、「変数を取得(Get Variable)」を「-」をクリックし削除してください。
③「エクスプレッションを評価」に「now()」と入力し、作業日時を取得します。
④「日付処理」>「変更日」を選択し、1ヶ月加算します。
⑤「日付処理」>「日付の書式設定」を選択し、「フォーマットパターン」にてyyyy-MM-01 HH:mm:ss」と入力します。
(翌月初日を取得することができます)
⑥「日付処理」>「変更日」を選択し、翌月初日から1日減算します。
【注意点】
- 日付の処理を行う場合、入力するテキストを標準的な日付書式にする必要があります。
(例: "2001-02-25 14:32:49.0" ) - 「日付の書式設定(Format Data Configuration)」の「フォーマットパターン(Format Pattern)」項目において、大文字の「Y」と小文字の「y」を使用した場合で挙動が変わります。
「日付の書式設定(Format Data Configuration)」にて、「y」と「Y」で挙動が異なる
【関連情報】
※この記事は2020年11月2日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。