BizRobo!製品概要へようこそ!
本記事では、BizRobo!初学者の方、もしくはもう一度基本から学びなおしたい!という方のために、「BizRobo!とは何か?」を分かりやすく解説しています。
最初の学習の導入だけではなく、復習などにもぜひご活用ください。
またファーストステップガイドでは、本記事よりもさらに詳しく製品の概要について記載しているので、ぜひそちらもご一読ください。
※My BizRobo!にアクセスするためには、アカウントが必要です。アカウントをお持ちでない方は、無料トライアルにお申し込みください。
目次
==========================================
==========================================
そもそもRPAとは?
RPA(Robotic Process Automation)は、ソフトウェアロボットによって人間がPCで行っている一連の業務を自動化することを指します。
「ロボット」と聞くと、ペッパー君のような物理的なロボットを想像してしまうと思いますが、
RPAはソフトウェアロボットのため、PC上でのみ動きます。
これまでバックオフィス業務については、業務システムがあってもそれを人間が手作業で操作していました。
しかしRPAを導入することで、人間にしかできなかったバックオフィス業務の作業を、
ソフトウェアロボットに代行してもらうことが可能です。
このように、RPAは人間の行ってきた作業を代行することから「デジタルレイバー(Digital Labor)」とも言われています。
RPAを導入するメリットとは?
RPAには、以下のようなメリットがあります。
- 作業ミスをしない
- 休まず働く
- 処理が早い
しかし、バックオフィス業務を効率化するツールとしては他にもITシステムなどがありますが、
その中で、RPAを導入するメリットはどこにあるのでしょうか?
RPAには以下のような特徴があります。
- コードを書かなくてもロボットを作成できる。
- 今の作業内容を変えることなくロボットに代行できる。
- マクロ・VBAでは難しい、複数のシステムにまたがる処理ができる。
- 業務プロセス変更にも柔軟に対応できる。
上記の特徴のように、ITシステムとは異なる特徴を持っているため、
スモールスタートでの活用やシステム化するほどではない業務の自動化などを行うことが可能です。
BizRobo!の特徴
ここではBizRobo!の特徴や得意なこと・不得意なことについて解説します。
BizRobo!の特徴
BizRobo!は以下のような特徴があるRPAツールです。
- 開発画面が見やすく、操作が簡単
- ロボットの処理フローにおける各ステップを設定しながら、アプリケーションの画面を確認することが可能です。
- 1台の実行環境の中で同時に複数ロボットの実行が可能。(BizRobo!Basic/Lite)
- 実行ロボット数分のPCもしくは仮想端末を用意する必要がありません。
- 1ライセンスでも複数のロボットの実行が可能(BizRobo!Basic/Lite)
- ライセンス形態が単位時間当たりのロボットの処理量となるので、ライセンスの買い増しをしなくても複数ロボットを同時に実行することが可能です。
BizRobo!でできること
BizRobo!では以下のような作業が得意です。
- Webサイトからの情報収集
- システム間の連携
- 表計算ソフト(Excelなど)での集計作業
- 定型的なアプリ操作
- データ重複などのチェック
1つのアプリケーションだけではなく、複数のシステムやアプリケーションを横断するような手順の作業を自動化することもできます。
またBizRobo!では以下のアプリケーションの操作を行うことが可能です。
- Webブラウザ(Googlechrome・Internet explorer・Firefoxなど)
- officeなど(Excel・マクロ・PDF・CSVなど)
- システム(SAP・MySQL・Javaなど)
BizRobo! RPAツールの種類
RPAツールはデスクトップ型とサーバ型の二つに分類することが出来ます。
BizRobo!ではどちらのタイプの製品もあるため、それぞれについて詳しく解説いたします。
デスクトップ型(BizRobo!mini)
デスクトップ型では、パソコンでロボットを実行します。
BizRobo!のシリーズでは「BizRobo!mini」がデスクトップ型に該当します。
デスクトップ型のメリットは、手軽に低コストで始められることです。
スモールスタートに向いているため、初期の身近な業務の自動化を進める際におすすめです。
デメリットとしては以下が挙げられます。
- 対象業務が増えたら端末を増やす必要がある。そのため端末の数だけツールを導入する必要がある。
- 端末ごとのロボットの管理が大変。
サーバ型(BizRobo!Basic/Lite, BizRobo!DX Cloud)
サーバ型では、多数のロボットをRPA用のサーバで実行し、まとめて管理を行います。
BizRobo!のシリーズでは、「BizRobo!Basic/Lite、BizRobo!DX Cloud」がサーバ型に該当します。
サーバ型は、ロボットを同時に複数稼働させても高速に処理を行うことが出来るので、
対象業務が増えても柔軟にスケールさせることが可能です。
サーバ型の導入には以下のようなメリットがあります。
- サーバ上でロボットを並列稼働させることができる。
- ロボットの稼働状況を一括で管理することができる。
BizRobo!システム構成
BizRobo!製品には4つの機能によって構成されています。(miniはDesign StudioとDesktop Automationの2機能)
Design Studio (DS) |
ロボットを作成するための統合開発環境 |
Desktop Automation (DA) | ロボットがデスクトップアプリを操作するための拡張機能 |
Management Console (MC) ※Basic/Liteのみ |
ロボットを管理するためのWebコンソール スケジュール実行・ライセンス管理などを行うことができる |
RoboServer (RS) ※Basic/Liteのみ |
ロボットを実行するサーバ (内部機能となるため意識する必要はないことが多いです。) |
詳しくは、BizRobo!Basicシステム構成よりご確認ください。
最後に
詳しい製品概要や基本的な操作については、ファーストステップガイドに記載されています。
「運用イメージがまだついていない…」「もっと詳しい機能が知りたい!」という方はぜひ一読してみてください。
※My BizRobo!にアクセスするためには、アカウントが必要です。アカウントをお持ちでない方は、無料トライアルにお申し込みください。