「コマンドライン実行(Execute Command Line)」ステップ

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【ステップの効果】

Windowsのコマンドプロンプトの様に、コマンドを使用した操作/実行を行います。

【使用方法】

  1. 「アクションステップ」を作成
  2. 「アクションを選択」>「その他」>「コマンドライン実行」を選択 

  3. アクションタグの「コマンドライン」欄に操作/実行を行うコマンド表記の値を入力します。

    例)dir コマンドによる指定フォルダにあるファイルとフォルダの一覧をリストで取得。

  4. コマンド内容の実行結果を確認したい場合は、「抽出」、「エンコード」、「保存場所」、
    「終了コードをここに保存」にそれぞれ設定が必要となります。
    詳細は【設定項目】をご参照下さい。​
    例)「抽出」:「Stdout」を選択
      「エンコード」:「Windows日本語(windows-31j)」を選択
      「保存場所」:変数「var_stdout」を選択
      「終了コードをここに保存」:変数「var_result」を選択

  5. 「デザインモードで実行」にチェックを付けます。

  6. デザインモードにて、「コマンドライン実行(Execute Command Line)」ステップを実行して、
    結果を確認します。
    例)4で設定している場合、以下の様に「保存場所」と「終了コードをここに保存」で
      選択した変数に入ります。

 

【設定項目】



①「コマンドライン」:
  操作/実行するコマンド表記の値を設定します。
  ※「値」、「変数」、「エクスプレッション」、「コンバータ」から設定方法を選択出来ます。

②「抽出」:
  「コマンドライン」で設定したコマンドの結果、又は、外部プログラムを実行していた場合は
  プログラムの内容に沿った出力値を変数又はタイプファイルに出力するかどうか指定します。
  ※stdout とは実行出力、stderrはエラー出力となります。
   どのように出力しているかは、設定したコマンドや外部プログラムの作りによって
   決まりますので、ご確認をお願い致します。

  以下、選択できる設定の説明となります。  

      • "なし" は何も抽出しません。
      • "Stdout" は stdout に書き込まれたテキストを抽出し、変数に保存します。
      • "Stderr" は stderr に書き込まれたテキストを抽出し、変数に保存します。
      • "stdoutとstderrを別にする" は stdout と stderr に書き込まれたテキストを抽出し、2 つの別々の変数に保存します。
      • "統合されたstdoutおよびstderr" は stdout に書き込まれたテキストを抽出し、1 つの変数に保存します。

   ※「エンコード」で プログラムが非 ASCII 文字をコンソールに書き込む場合は、
    テキストの読込に使用されるエンコーディングを指定します。

③ 「終了コードをここに保存」:
  プログラムの実行が終了した後の実行状態を示す終了コードを格納する変数を指定します。
  ※実行できている場合は”0”を返します。それ以外の値は何かしらのエラーとなります。

④ 「デザインモードで実行」:
  デザインモードで実行するかどうかはここで設定します。チェックを入れると、
  デザインモードでもアクションは実行します。  

【注意点】

 

【関連情報】



※この記事は2020年9月28 日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。