【ステップの効果】
「セル値抽出(Extract Cell)」ステップを使用することで、スプレッドシートのドキュメントからコンテンツを抽出して変数に保存することができます。
【使用方法】
- 「アクションステップ」を作成します。
- 「アクションを選択」>「Excel」>「セル値抽出」を選択します。
- 「範囲」に値を抽出したいセル位置(シート名とセル番号)を指定します。
- 「変数」に格納先の変数を指定します。
【設定項目】
① セルから抽出する対象を「書式設定された値」、「プレーン値」、「式」の三つから選択できます。
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- [書式設定された値] では、書式設定により表示された値を抽出します。
- [プレーン値] では、内部表現を抽出します。
- [式] は、式を抽出します。
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② 抽出されたコンテンツを変換してから変数に格納したい場合、コンバータを設定します。
③ 格納先変数を指定します。
【補足】
開いたExcelファイルから抽出したい箇所を選択し、右クリック→「抽出」で適当な抽出対象と変数を選択することで、ステップを作成することも可能です。
【注意点】
- 抽出した値と格納先変数のタイプを合わせる必要があります。
例えば、抽出した「DDD」という文字列は、数値タイプの変数(IntegerやNumber)には格納出来ないので、テキストタイプの変数(ShortTextやLongTextなど)に格納します。
【関連情報】
- DSでExcelから値や数式を抽出する方法
- Excelのセルに入力されている値と「セル値抽出(Extract Cell)」ステップで抽出した値が異なる場合の対処方法
- 10.2のDSで開いたExcelにてセルの計算結果に誤差が生じる場合がある
- Version9.4 以降でExcelファイルに対してできること、できないこと
※この記事は2020年9月22日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。