概要
Kapplet実行時、画面右側に表示されるreturn valueの値は、
通常、初回表示時に画面最下部に表示され、その後、最上部にソートされていきます。
そのため、最終的には、出力時間の降順に表示されます。
ただし、タイミングによっては最後に出力された値が画面最下部に表示されたまま、
自動的にソートされない場合があります。
原因
return valueの値は、robotの実行開始から実行終了までの間、
定期的に更新がかかっており、そのタイミングでソートがかかるようになっています。
ただし、画面最下部に値を表示後、更新がかかる前にRobotの処理が終了した場合、
自動的にソートが行われないことがあります。
例えば、Robotの最終ステップにreturn valueステップが追加されている場合、
return valueステップ実行からRobotの処理が終了するまでの時間が短いため、
画面の更新がかかる前にRobotの処理が終了し、最終結果のみ画面最下部に表示されてしまいます。
対処方法
方法1
View result押下等で画面の更新を手動で行う。
方法2
Kappletの機能でソートをかける。
基本的には上記のように手動で更新することでソートが可能ですが、
もし、自動的にソートさせたい場合は、
Robotの処理の最後にwaitステップ等を追加し、
return valueステップ実行後からRobotの終了までに余裕を持たせると、安定してソートされます。
区分 | 確認Ver |
トラブルシュート | 10.4.0.2 |