概要
Ver.10.7より、新たに「RPA Administrators」グループが新設されました。このグループに属するユーザーは、すべてのプロジェクトで新規に管理者やユーザーを作成できるなど、特別な処理(※)を除いたすべての処理を行うことができます。
また、この機能追加に伴い、従来の「Administrator権限(ロール)」は廃止されました。
(※注:RPA Administratorsグループのユーザーが行えない処理については後述します)
新旧対応表
スーパーユーザー(admin)、Administrator権限、およびRPA Administratorsグループの新旧対応表は以下の通りです。
Ver.10.7より前 |
Ver.10.7以降 |
備考 |
---|---|---|
admin | admin |
スーパーユーザー(admin)はVer.10.7以降でも従来と同様に使用可能です |
Administrator権限 | 廃止 | |
― |
RPA Administrators |
Ver.10.7より前のバックアップデータをリストアした場合、Administrator権限のユーザーはRPA Administratorsグループのメンバーになります |
補足
RPA Administratorsグループのユーザーが行えない処理は以下の通りです。これらの処理を行う場合は、従来と同様にスーパーユーザー(admin)をお使いください。
- [管理] > [バックアップ]タブの処理(バックアップの作成およびリストア、プロジェクトのエクスポートおよびインポート)
- [管理] > [RoboServer]タブにてRoboServerのダンプスレッドを取得する処理(「クラスタ/サーバー」項目にてRoboServerを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「ダンプスレッド」を選択)
- [リポジトリ] > [パスワードストア]タブにてパスワードエントリを別のプロジェクトに移動する処理