Configurator.jarを使い旧MCの設定を新MCに適用する方法

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 概要 

Configurator.jarを使った、旧MCの設定ファイルの情報を、新MCに適用する手順を記載します。
抽出・適用する対象の設定ファイルは以下になります。

META-INF/context.xml
WEB-INF/Configuration.xml
WEB-INF/spring/common.xml
WEB-INF/spring/saml.xml
WEB-INF/login.xml
WEB-INF/classes/META-INF/persistence.xml
conf/server.xml(デフォルトの構成ではconfフォルダは存在しない為、対象外になります)
conf/web.xml(デフォルトの構成ではconfフォルダは存在しない為、対象外になります)

注意事項

設定ファイルの抽出・適用は、.warファイルからのみ可能です。
※展開されたwarファイルのフォルダから抽出できません。

作業手順

1.設定ファイルの作成

コマンドプロントを起動し、Configurator.jarがあるフォルダに移動。以下のコマンドで設定ファイルを作成します。

java -jar Configurator.jar -t <フォルダパス>\config.properties


2.旧MCから設定ファイルの情報を抽出

以下のコマンドを実行し、旧MCのwarファイルから設定ファイルの情報を抽出、config.propertiesに反映します。

java -jar Configurator.jar -x <config.propertiesのパス> -w <旧MCの.warファイルのパス>



※注意事項
・展開されたwarファイルのフォルダではなく、.warファイルを指定して下さい。
・.warファイルのパスにスペースが含まれていると正しく実行できないので、スペースが含まれていないフォルダパスを指定して下さい。


3.新MCに抽出した設定ファイルの情報を適用

以下のコマンドを実行し、config.propertiesの内容を新MCのwarファイルに適用します。

java -jar Configurator.jar -p <config.propertiesのパス> -w <新MCの.warファイルのパス>



※注意事項
・「NumberFormatException」が発生した場合は、以下のナレッジの手順を実施下さい。
Configurator.jarでwarファイルに設定適用時、「NumberFormatException:For input string:""」が発生する。

区分 確認Ver
手順 10.7.0.4