■概要
ファイル出力ステップで、記載されているファイル名が原因でエラーとなるパターンがあります。
■具体例とエラーメッセージ
【ファイル名として使用できない文字が使われている場合】
〇 円記号(¥)、スラッシュ(/)を使った場合
ファイルパスと判断され、ファイルパスが見つからないエラーとなります。
英語エラー文:Error from the Write File action. Error writing to file. {ファイルパス} (指定されたパスが見つかりません。)
日本語エラー文:ファイル出力 アクションによるエラーが発生しました。ファイルの出力中にエラーが発生しました。{ファイルパス} (指定されたパスが見つかりません。)
〇 コロン(:)を使った場合
エラーにはなりませんが、コロンより後ろの文字がファイル名として判断されず、前の文字がファイルとして作成されます。
〇 アスタリスク(*)、クエスチョン(?)、ダブルクォーテーション(")、不等号記号(<>)、縦棒(|)を使った場合
以下のエラー文が出力されます。
英語エラー文:Error from the Write File action. Error writing to file. {ファイル名} (ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が間違っています。)
日本語エラー文:ファイル出力 アクションによるエラーが発生しました。ファイルの出力中にエラーが発生しました。{ファイル名} (ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が間違っています。)
【拡張子を含め、ファイル名を記載していない場合(最後がスラッシュで終わっている場合)】
以下エラー文が出力されます。
英語エラー文:Error from the Write File action. Error writing to file. {ファイル名} (アクセスが拒否されました。)
日本語エラー文:ファイル出力 アクションによるエラーが発生しました。ファイルの出力中にエラーが発生しました。{ファイル名} (アクセスが拒否されました。)
【ファイル名に「.」しか使用していない場合】
"ファイル名、拡張子を記載していない場合"と同様のエラー文が出力されます。
【OSのシステム予約語として使われてる文字列を使用した場合】
〇 CON、NULを出力しようとした場合
エラーには、ファイルが作成されません。
〇 AUX、COMn (nは1~9)、LPTn (nは1~9)、PRNを出力しようとした場合
以下のエラー文が出力されます。
英語エラー文:Error from the Write File action. Error writing to file. {ファイル名} (指定されたファイルが見つかりません。)
日本語エラー文:ファイル出力 アクションによるエラーが発生しました。ファイルの出力中にエラーが発生しました。{ファイル名} (指定されたファイルが見つかりません。)
■区分/確認Ver
仕様/10.2.0.3