概要
起動画面が表示されるアプリケーションの起動をトリガーとする、Attend Automationを利用したロボットにおいて、
DSでは正常に実行されるが、MCやRSから実行した場合に「TriggerIssue」のエラーが発生することがあります。
エラーメッセージ
これは、「Trigger Choice」ステップにおいて、ロボットが対象ファイルと起動中画面を区別することができない仕様であることが原因です。
アプリケーションの起動をトリガーとした場合でも、ロボットは起動中画面をトリガーと判断してしまいます。
そのため、起動中画面が閉じた際に、ロボットはアプリケーションが予期せず終了したと認識し、エラーを出力します。
<例>Excelファイルの起動をトリガーとした場合
▼アプリケーション起動中画面
▼「TriggerIssue」エラー
対処方法
対処方法として、アプリケーションに対し、起動中画面を表示しない設定を行ってください。
<例>Excelファイルに対し、起動中画面を表示しない設定を行う場合
・対象のファイルのみ起動中画面を表示せず起動する方法
WindowsキーとR キーを同時に押下し、表示される「ファイル名を指定して実行」ダイアログにて下記のとおり入力してください。
excel /e {対象ファイルのパス}
・すべてのExcelファイルの起動中画面を表示しない設定を行う方法
※既存のExcelファイルにのみ設定が反映されます。
※本方法はレジストリ設定を行うため、お客様判断にて実施をお願いします。
レジストリ設定にて、末尾に /e ("/"の直前には半角が必要)を追加し、端末を再起動してください。
<例>.xlsx の場合のレジストリキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Excel.Sheet.12\shell\Open\command\
参考
Attended Automation(アテンドオートメーション)の説明
DA端末でトリガーとなる操作を行っても、ロボットが実行されない
区分 | 確認Ver |
トラブルシュート | 10.3.0.8 |