概要
Hybrid Clusterを利用し、デバイスマッピング方式のDAロボットを実行する場合は、
MC / RS / DAS / ロボットは全て同じバージョンで実行することを推奨します。
※デバイスマッピング方式については
『DAの接続方式と設定(ダイレクトアクセス方式・デバイスマッピング方式)』を参照してください。
Hybrid ClusterはMCとは別バージョンのRSを使用する機能のため、MCとDASが別バージョンの場合は、
MCがDASを正しく認識できません。
そのため、デバイスマッピング方式を使用する場合は、MC / RS / DAS / ロボットのバージョンを合わせる必要があります。
(ロボットはDAと同じバージョンである必要があり、RSはロボットよりも上位バージョンである必要があるため)
▼デバイスマッピング方式で、MCが別バージョンのDASを認識できていない状態
※MCとDASのバージョンに差異があっても接続することは出来るため、MCよりも下位バージョンの
RS / DAS / ロボットを利用する場合は、お客様責任にて対応をお願いします。
注意事項
本記事の内容は、デバイスマッピング方式で実行する場合に限った内容です。
ダイレクトアクセス方式で実行する場合は、DASはMCと同じバージョンである必要がありませんが、
環境ごとに検証をおこなった上で利用ください。
参考
・v10.4以降のMCでv10.2のRSを使用する場合、ログとロボット処理用DBが利用できない
・Hybrid Clusterを構成している環境で、ロボットをスケジュール起動できない
・10.4.0.X リリースノート
区分 | 確認Ver |
トラブルシュート | 10.4.0.1 |