各設定画面からのProxy(プロキシ)サーバー設定方法とその適用範囲について説明します。参考にしてください。
なお、Proxyサーバー設定は、より小さい範囲での設定が優先されます。
優先度は下図のとおりです。
※ロボットをMCにアップロードした場合も、「ロボット設定」の内容は有効です。
■ロボットに対するProxyサーバー設定
・「ロボット設定」での設定
「ロボット設定」でのProxyサーバー設定は、設定を行ったそのロボットのみに適用されます。
<設定箇所>
※各設定箇所にて「プロキシサーバーを使用」項目にチェックをすることで設定が可能になります。
(Ver.10.3以前)「ロボット設定」>「詳細」タブ内
(Ver.10.4以降)「ロボット設定」>「プロキシサーバー」タブ内
・「Design Studio設定」での設定
「Design Studio設定」でのProxyサーバー設定は、DSから実行されるすべてのロボットに適用されます。
<設定箇所>
「Design Studio設定」>「プロキシサーバー」タブ内
「プロキシサーバーを使用」項目にチェックすると設定が可能になります。
■Chromiumに対するProxyサーバー設定
ChromiumでProxyサーバーの設定を行う方法としては、すべてのロボットに共通の設定を行う方法とロボット単位で設定する方法の2つがあります。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
参考記事:ChromiumのProxy(プロキシ)設定の種類と方法
また、Ver.10.4より「Design Studio 設定」でのプロキシサーバーの設定がChromiumに反映されるようになりましたが、「Design Studio設定」での設定より、Chromiumブラウザ内での設定が優先されます。
詳しくは下記の記事を参考にしてください。
参考記事:Chromiumにおけるプロキシサーバー設定の優先順位
■RSに対するProxyサーバー設定
・MCの「RoboServer」タブでの設定
「クラスタ設定」でのProxyサーバー設定は、同一のCluster上で動作するすべてのロボットに適用されます。
<設定箇所>
「管理(Admin)」タブ >「 RoboServer(RoboServers)」タブ>「設定(Settings)」 >「 Proxy Servers」
■MCに対するProxyサーバー設定
・MCの「設定(Settings)」タブでの設定
「設定(Settings)」タブでのProxyサーバー設定は、MCが外部サーバーに接続する際に経由するProxyサーバーを定義します。
なお、本設定の「パスワード(Password)」項目にて、パスワードを設定していない場合でも入力されているように表示される不具合があります。下記の記事を参考にしてください。
参考記事:ManagementConsoleのProxyServer設定でIDとpasswordを空にしても、MC再起動後passwordに何か入力されているように見える
<設定箇所>
「管理(Admin)」タブ > 「設定(Settings)」タブ >「一般(General)」>「プロキシサーバー( Proxy Server)」