Attended Automation(アテンドオートメーション)の説明

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Attended Automation(アテンドオートメーション)とは、特定のイベントに反応するロボットを作成することで、リモートPC(DA端末)を自動化できる、Ver.10.3より追加された新しい起動方法です。

MCとDASを利用して、DA端末上の指定した動作(特定のアプリケーションが開かれる、特定のキーが押下される等)をトリガーにロボットを起動させ、後続の処理を自動で行います。

従来はロボット内で完結する作業しか自動化することができませんでしたが、Attended Automation(アテンドオートメーション)によって人間による操作が一部必要な作業も自動化が可能になりました。

Attended Automation(アテンドオートメーション)については『10.3.0.x 新機能紹介と利用ガイド』にも記載がありますので参考にしてください。

トリガーとなる操作は、DAの「Trigger Choice」ステップにて設定することができます。

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目次:

「Trigger Choice」ステップで指定できるトリガー

設定方法

実際の挙動

注意事項

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■「Trigger Choice」ステップで指定できるトリガー

・「アプリケーションの開始(Application Opened)」(指定されたアプリケーションが開いた時)
・「アプリケーションの終了(Application Closed)」(指定されたアプリケーションが閉じた時)
・「コンポーネントのクリック(Component Clicked)」(指定された Component がクリックされた時)
・「ホット キーの押下(Hot Key Pressed)」(指定されたキーやキーの組み合わせが押された時)

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■設定方法

下記例でのロボットの作成方法、MCへの登録方法を説明します。
※開発時と運用時でDASの設定方法が変わるため、注意してください。

<例>メモ帳の起動をトリガーとしたロボットを作成する

・開発時(DSから実行)

※下記手順1、2の設定方法について詳しくは『DAの接続方式と設定(ダイレクトアクセス方式・デバイスマッピング方式)』の「■ダイレクトアクセス方式」を参照してください。

1. ダイレクトアクセス方式にてDASの設定を行う。
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2. DSにて、デバイスマッピングの設定を行い、「OK」ボタンをクリックする。
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3. 「Device Automation(Desktop Automation)」ステップを作成し、「必要なデバイス(Required Devices)」項目にて「+」ボタンをクリックする。
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4. 「トリガーで参照(Trigger Reference)」を選択する。
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5. 「デバイス(Device)」項目にて、手順2で作成したデバイスを選択し、「OK」ボタンをクリックする。
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6. 「編集(Edit)」ボタンをクリックする。
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7.DA端末にて、トリガーとなる操作まで手動で処理を進める。
 <例>メモ帳を起動する

8. 操作する要素またはアプリケーションのタブを選択し、右クリック>「トリガー(Trigger)」 >トリガーとなる任意の操作をクリック。
 <例>メモ帳のタブにて右クリック>「トリガー(Trigger)」 >「 アプリケーションの開始(Application Opened)」を選択
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9. 「Trigger Choice」ステップが作成されたら、DA端末にてトリガーとなる操作の直前の処理まで手動でやり直す。
 <例>メモ帳を閉じる

10. 「Trigger Choice」ステップ内の下図の赤枠箇所にて右クリック>「ここまで実行(Execute to here)」をクリックする。
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11. DA端末にて、トリガーとなる操作を手動で実行する。
 トリガーとなる操作が実行されると、手順10にて設定した箇所まで自動的に処理が進みます。
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12. 自動化したい後続の処理を作成する。
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・運用時(MCにアップロードしてRSから実行)

1. ロボットをMCにアップロードする。
※アップロード方法について詳しくは『ロボットをMCからダウンロードする方法とMCへアップロードする方法』を参照してください。

2. DASの設定をダイレクトアクセス方式からデバイスマッピング方式に変更する。
※設定方法について詳しくは『DAの接続方式と設定(ダイレクトアクセス方式・デバイスマッピング方式)』の「■デバイスマッピング方式」を参照してください。
なお、DSで設定したデバイスマッピングやデバイスの追加は変更しないでください。

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3. MCの「リポジトリ(Repository)」タブ > 「トリガーマッピング( Trigger Mappings)」にて「新しいトリガーユーザーマッピング(New trigger-user mapping)」をクリックする。
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4. 「ロボットの選択(Select robots)」ダイアログにて、トリガーロボットを選択し「次へ(Next)」ボタンをクリックする。
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5.「ユーザーの選択(Select users)」ダイアログにてユーザーを選択し、「終了(Finish)」ボタンをクリックする。
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6. 「新しいトリガーラベル マッピング(New trigger-label mapping)」をクリックする。
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7. 「ロボットの選択(Select robots)」ダイアログにて、トリガーロボットを選択し「次へ(Next)」ボタンをクリックする。
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8. 「ラベルを入力(Enter Label)」ダイアログにて、DASに設定したラベルを入力し、「ラベルを追加(Add label)」ボタンをクリックする。
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9. ラベルが追加されたことを確認し、「終了(Finish)」ボタンをクリックする。
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■実際の挙動

DA端末にてトリガーとなる操作を手動で実行してください。
<例>メモ帳を起動する。
トリガーとなる操作が行われると、ロボットが起動したことを通知するダイアログが表示されます。
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同様に、ロボットが終了した場合もダイアログが表示されます。
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 注意事項

・ 運用時以外はトリガーロボットを間違って起動しないように、DASを「Stop」または「Suspend」にするか、接続方法をダイレクトアクセス方式(Single Userにチェックする)に変更してください。

・ トリガーロボットは、必ずトリガーとなる操作によってのみ実行させるため、下記のような方法でMCからトリガーロボットを実行しないでください。
 ※「Trigger Choice」ステップで止まったままロボットが常に実行中の状態となり、端末に負荷が掛かります。MCが停止する可能性もあります。
 ● スケジュール実行
 ● Repositoryからの手動実行
 ● Kappletsからの実行

・ 1つのロボットに2つ以上の「Trigger Choice」ステップは設定できません。

・ トリガーロボットではTree Modeは使用できません。

・ トリガーイベントが検知されるとDAのロボットが実行されるため、直接リモートPC(DA端末)を操作しているユーザーはマウス操作やキーボード操作ができなくなります。
※直接リモートPC(DA端末)を操作しているユーザーへの検知は、「■実際の挙動」にて説明したダイアログのみとなります。
また、ロボットが実行された場合、MCからロボットを止める等を行い、終了ダイアログ(エラー終了ダイアログを含む)が表示されるまでは端末操作ができなくなります。

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