概要
Webサイトを読み込んだ際、ブラウザの更新が必要であるメッセージが表示される場合があります。
これは表示しようとしているWebサイトが、使用しているブラウザに対応していないことにより表示されます。
エラーメッセージ
対処方法
Webサイトを表示させるためには、下記5つの方法を順にお試しください。
① ロボットの実行モードが「最小実行(ダイレクト)」に設定されている場合は、「スマート再実行(フル)」に変更する
② JavaScript ポリフィルを有効にする(Ver.10.4以降)
③ HTTPユーザーエージェントを変更する
④ Chromiumブラウザを使用する
⑤ Device Automation(Desktop Automation)で、対応しているブラウザを操作する
各方法の詳細については下記を確認してください。
① ロボットの実行モードが「最小実行(ダイレクト)」に設定されている場合は、「スマート再実行(フル)」に変更する
1. 「ロボット設定」 (Ctrl+R)をクリックする。
2. 「ロボットの設定」ダイアログで「デザインモード」タブの「デザインモード実行」項目を「スマート再実行(フル)」に変更する。
② JavaScript ポリフィルを有効にする(Ver.10.4以降)
1. 「ページ読込(Load Page)」ステップの「アクション」タブにて、「オプション」項目の「設定」ボタンをクリックする。
2. 「JavaScript実行」タブの「JavaScriptポリフィル」項目の「+」ボタンをクリックして、「すべて」を選択する。
参考:内蔵ブラウザエンジン(Webkit/Classic)でサポートしていないJavaScript
③ HTTPユーザーエージェントを変更する
<例>Google Chromeを使用している場合
1. Chromeで「F12」キーを押下しDeveloper Toolsを開く。
2. Webサイトにアクセスして、Developer Toolsの「Network」>「Headers」で任意の項目を選択する。
3. ユーザーエージェントの情報をコピーする。
4. 「ロボット設定」 (Ctrl+R)をクリックする。
5. 「ロボットの設定」ダイアログで「基本」タブの「設定」ボタンをクリックする。
6. 「すべてのローディング」タブ内の「HTTPユーザーエージェント」項目で「値」を選択する。
7. コピーしたユーザーエージェントの情報をペーストする。
④ Chromiumブラウザを使用する
1. 「Device Automation(Desktop Automation)」ステップを追加する。
2. 「アクション」タブ内の「編集」ボタンをクリックする。
3. DAエディターで「Oepn」ステップを追加し、「URI」項目にWebサイトのURIを入力し実行する。
4. ブラウザの更新が必要であるメッセージが表示された場合は、Chromiumのユーザーエージェントを変更する。
参考:Chromiumのuser-agentを変更する方法
⑤ Device Automation(Desktop Automation)で、対応しているブラウザを操作する
区分 | 確認Ver |
トラブルシュート | 10.4.0.1 |