概要
「メール送信(Send Email)」ステップでは指定したファイルを添付する事が可能ですが、複数のファイルを添付したい場合は対象ファイルをZip圧縮し、作成したZipファイルを添付ファイルとして指定することで可能です。
注意事項
Zip圧縮は「コマンドライン実行(Execute Command Line)」ステップを使用してコマンドで圧縮するか、
My BizRobo!>ダウンロード>その他 にある圧縮・解凍を行う「圧縮解凍モジュール」(Snippet)も利用できます。(My BizRobo! アカウントが必要です)
※コマンドの内容についてはサポート対象外です。
前提
下記は「圧縮解凍モジュール」を利用した手順です。参考にしてください。
作業手順
1. 添付したい複数のファイルを特定のディレクトリにまとめる。
▼<例>「test1」、「test2」、「test3」の3つのExcelファイルを添付したい場合
2. My BizRobo!>ダウンロード>その他 より「圧縮解凍モジュール」をダウンロードする。
3. 手順2でダウンロードした「圧縮解凍モジュール」を解凍する。
「03_7z.」フォルダ以下に「Tools」と「Library」フォルダがあることを確認してください。
4. 手順3の「Tools」フォルダ以下にある「ao_03」フォルダを、{BizRobo!のインストールフォルダ}¥bin配下へコピーする。
<例>デフォルトのパス
C:\Program Files\Kapow {バージョン}\bin
5. 手順3の「Library」フォルダを、メール送信を行うロボットのプロジェクト配下にコピーする。
※DSの「マイ プロジェクト」ビューにてロボットを右クリック>「ファイルの場所を開く」を
クリックし、表示されたフォルダに「Library」フォルダを格納してください。
格納先ディレクトリに「Library」フォルダを追加すると、「ao03_7z」というSnippet、type、及びデバッグ用ロボットがプロジェクト配下に追加されます。
6. 「ao03_7z.type」にて、変数「input_item」に添付するファイルの格納先ディレクトリ、「output_item」に出力先およびZipファイル名、必要な場合は「_7z_pw」にパスワードを入力する。
スニペットの設定は以上です。
7. 「ao03_7z.Snippet」を、メール送信を行うロボットの任意の場所にコピーする。
スニペット部分を実行すると、出力先に指定したディレクトリへZipファイルが作成されます。
8. Zipファイル添付用のタイプ(例:test.type)にて、属性の種類がBinaryの変数を作成する。
9. メール送信を行うロボットにて、変数ビューの「+」ボタンから手順8の変数を設定する。
10.スニペットの後に「ファイル読込(Load File)」ステップを追加する。
11.「ファイル名」項目に、Zipファイルのファイルパスを入力する。
12. 「出力値」項目にて「変数に抽出」を選択し「変数」項目にて手順8にて作成した変数を選択する。
13. 「メール送信(Send Email)」ステップを追加する。
14. 「アクション」タブ内の「添付ファイル」タブにて、「添付ファイルを含める」項目に
チェックする。
15. 「コンテンツ」項目にて「変数」を選択し、手順8にて作成した変数を選択する。
16. 「コンテンツ タイプ」項目にて「バイナリ」を選択する。
17. 「ファイル名」項目にて任意のファイル名を入力する。
参考
Design Studioにて「メール送信(Send Email)」ステップを使用しファイルを添付する
DSの「メール送信(Send Email)」ステップの設定方法
区分 | 確認Ver |
手順 | 10.4.0.2 |