Tomcat構築環境でのBizRobo! のバージョンアップ後にMCのURLを統一させる方法

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BizRobo! のバージョンアップを行う場合、
Tomcat構築環境でのMCバージョンアップ手順』でバージョンアップを行うことで
MCのURLがバージョン毎に変わりますが、添付ファイル(login.jsp)を使用する事で下記の通り、
リクエストをリダイレクトさせ、MCをブラウザで開く際のURLを1つに固定する事が可能です。

<例>「login.jsp」ファイルを{Tomcatのインストール先}\webapps\ROOT配下に格納した場合

Redirect.gif

※login.jspの文字コードはUTF-8を設定してください。

 

<設定例>
バージョンアップ前URL:http://localhost:8080/mc
バージョンアップ後URL:http://localhost:8080/mc10.4
login.jspの格納先:{Tomcatのインストール先}\webapps\mc
※バージョンアップの完了後にmcフォルダ内を添付ファイル(login.jsp)のみにしてください。
ファイルの設定内容:

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja">
<head>
<!-- リダイレクト用ページタイトル -->
<title>Redirect to Management Console</title>

<!-- URL=にリダイレクト先のURLを設定 -->
<meta http-equiv="refresh" content="5; URL=http://localhost:8080/mc10.4" />
<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" %>
</head>

<body>
<!-- リダイレクト用ページ見出し -->
<h2>Redirect to Management Console</h2>
<hr/>
<!-- リダイレクト用ページ本文 -->
Management ConsoleのURLが変更となりました。<br>
5秒後に自動でリダイレクトを行います。<br>
</body>
</html>

 

※ROOTフォルダの配下に「login.jsp」ファイルを格納した場合、http://localhost:8080/login.jspに
アクセスすると、リクエストをリダイレクト先URLにリダイレクトする事が可能です。

※リダイレクトの画面表示をさせない場合は、上記設定内容の
[<meta http-equiv="refresh" content="5;] を [<meta http-equiv="refresh" content="0;] に変更してください。

 

注意事項

・「login.jsp」ファイルでのリダイレクト処理はブラウザでアクセスした場合のみ有効となります。
RSや、DS、DASで設定するMCの接続先はリダイレクト先のURLを設定する必要があります。

・添付の「login.jsp」ファイルを使用する場合は別途「バージョンアップ後のURL」(上記設定内容の赤字部分)を編集してください。