「メール送信(Send Email)」ステップ

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【ステップの効果】

  • 設定した内容でメールを送信します。

 

【使用方法】

  1. 「アクションステップ」を作成します。
  2. 「出力値」>「メール送信」を選択します。


  3. 「アクション」タブにて、
    「メッセージ」タブを選択します。


  4. 「送信元アドレス」、「宛先アドレス」(必要に応じて「CCアドレス」)、「件名」、
    「メッセージ」を設定します。
    また、「メッセージ タイプ」は任意の項目を選択します。
    以下、入力例となります。
    ※「メッセージ タイプ」については【設定項目】をご参照下さい。
     例では”テキスト”を選択しています。
    ​​

  5. 「アクション」タブにて、
    「サーバー」タブを選択します。
    ​​

  6. メール送信で利用する「メール サーバー」、メール送信で利用する「ポート」、
    メール送信時の認証で利用する「ユーザ」、「パスワード」を設定します。
    また、「暗号化」は任意の項目を選択します。
    以下、入力例となります。
    ※「暗号化」については【設定項目】をご参照ください。
     例では”TLS”を選択しています。


  7. 添付ファイルをメールに設定する場合は、「アクション」タブにて、
    「添付ファイル」タブを選択します。
    ​​

  8. 添付ファイルをメールに設定するため「添付ファイルを含める」にチェックを付け、
    添付内容を「コンテンツ」、添付ファイルの種類を「コンテンツタイプ」で選択します。
    添付ファイルの名前を「ファイル名」で選択します。
    以下、入力例となります。
    ※「コンテンツ」を”変数”からExcel変数を選択して、「コンテンツ」タイプ」を”自動”とし、
     「ファイル名」を”値”から直接入力しています。


  9. ​ロボットを保存します。
    デバッグモードに変更し、「メール送信(Send Email)」ステップを実行して、
    メールが送信されるかを確認します。

 

【設定項目】



「メッセージ」タブ
※①~⑤は「値」、「変数」、「エクスプレッション」、「コンバータ」から選択して設定します。
①送信元アドレス:送信元のメールアドレスを設定します。
②宛先アドレス:宛先のメールアドレスを設定します。
③CCアドレス:CCのメールアドレスを設定します。
      ※未入力でも送信出来ます。
④件名:メールの件名を設定します。
⑤メッセージ:メールの本文を設定します。
⑥メッセージタイプ:メールの本文のタイプを選択します。
        ※”テキスト”、”HTML”から選択します。
        ・”テキスト”:「メッセージ」の本文をテキスト形式として設定します。
        ・”HTML”:「メッセージ」の本文をHTML形式として入力する必要が
              あります。         

「サーバ」タブ
※⑦~⑩は「値」、「変数」、「エクスプレッション」、「コンバータ」から選択して設定します。
⑦メールサーバー:メール送信に使用するメールサーバーを設定します。
⑧ポート:⑦で設定したメールサーバーの指定ポート番号を設定します。
⑨ユーザー:利用するメールアドレスに対応するユーザIDを設定します。
⑩パスワード:利用するメールアドレスに対応するパスワードを設定します。
⑪暗号化:指定ポート番号に対する暗号化を選択します。
    ※”なし”、”TLS”、”SMTP”から選択出来ます。
    ・なし:資格情報および電子メールが、クリア テキストとして送信されます。
    ・”TLS”:TLS 暗号化を使用します。
                 接続後、STARTTLSコマンドを使用し、通信チャネルをTLSにアップグレードします。
                 これは、SMTPサーバが信頼できる証明書を持っている場合にのみ機能します。
             (サーバが自己署名証明書を使用している場合は、keytoolユーティリティを使用して
                    エクスポートし、JVMのトラストストアにインポートする必要があります)
    ・”SMTPS”:SMTP over SSLを使用します。
                      通信の安全なチャネルが確立され、その上で資格情報と電子メールが送信されます。
                                   これはSMTPサーバーではほとんどサポートされていませんが、サーバー証明書が
                                   自己署名されていても動作します。

「添付ファイル」タブ
※⑬、⑮は「値」、「変数」、「エクスプレッション」、「コンバータ」から選択して設定します。
⑫添付ファイルを含める:メールに添付ファイルを付けて送信するときにチェックします。
⑬コンテンツ:添付するファイルを設定します。
⑭コンテンツタイプ:添付するファイルの種類を選択します。
        ※"自動"、"HTML"、"XML"、"テキスト"、
         "画像(gif)"、"画像(jpeg)"、"JavaScript"、"バイナリ"
         ”自動”を選択すると、「ファイル名」に設定した拡張子から種類を判断します。
⑮ファイル名:添付するファイルの名前を設定します。
        ※指定しない場合は、デフォルトの名前が生成されます。
         例)ATT00001.bin


【注意点】

  • 「サーバ」タブにて設定する「メールサーバ」やパスワード等の情報は、お客様毎異なります。
    設定すべき値については、お客様環境のシステム管理者等にご確認下さい。
  • デバッグモードでの実行のみ、メールが送信されます。
  • ”Bccアドレス”の設定はありません。
  • 複数宛先指定(宛先、Cc)は、メールアドレスの間に「,」を指定する必要があります。
    以下のナレッジをご参考下さい。
    メールの送信先に複数の宛先を指定したい場合の注意事項

 

【関連情報】


※この記事は2020年11月06日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。