下記は「HTMLとして抽出(Extract As HTML)」ステップを使用してスプレッドシートのデータを抽出し、「メール送信(Send Mail)」ステップの「メッセージ」項目に設定する手順です。参考にしてください。
手順
1.スプレッドシートをウィンドウズビューに表示させる。
2. 「HTMLとして抽出(Extract As HTML)」ステップを追加する。
3.メール本文に記載したい箇所を「ファインダー」タブの「範囲」項目に設定する。
4.「アクション」タブの変数にHTML、またはLong Text型の変数を設定する。
5.「メール送信(Send Mail)」ステップを追加する。
6.「メッセージ」項目に手順4の変数を設定する。
7.「メッセージタイプ」項目で「HTML」を選択する。
8.送信元アドレスやサーバ情報を入力する。
▼受信したメール画面
注意事項
・使用するメールソフトによっては正しく表示されない可能性があります。
・「HTMLとして抽出(Extract As HTML)」ステップで出力した列幅は40pxとなり、文字数によって列幅が
変動するため、出力前の書式設定を引き継ぎません。
HTMLとして出力した後に、列幅を手動で設定する必要があります。
<例>列幅を80pxへ変更
■変更前
…
<style type="text/css">
table{border-collapse: collapse; border: 1px solid #c0c0c0; }
td{border-left: 1px solid #c0c0c0; border-top: 1px solid #c0c0c0; width: 40px;}
…
■変更後
…
<style type="text/css">
table{border-collapse: collapse; border: 1px solid #c0c0c0; }
td{border-left: 1px solid #c0c0c0; border-top: 1px solid #c0c0c0; width: 80px;}
…
・「HTMLとして抽出(Extract As HTML)」ステップで出力したHTMLには、
タイトル名にシート名と範囲が入力されるため、メールに添付する際は手動で削除してください。
上記、「受信したメール画面」を例とした場合は下記の部分を削除します。
<html>
<head>
<title>
[Sheet1!A1:B7]
</title>
参考記事
Excelファイルより、「HTMLとして抽出(Extract As HTML)」ステップで出力した書式設定が一部反映されない