概要
BizRobo!ではExcelファイルの操作を行う際、DSの中でExcelファイルの情報をキャッシュして遷移状態を保持し、1MBのファイル操作で最大1GBのメモリがロボット内で消費される事があります。
これにより、メモリが不足しファイルを読み込めない等の事象が発生することがあります。
対処方法としては下記の2通りがあります。
①DS自体のメモリを増やす方法(64bit端末のみ)
「DesignStudio.conf」の設定を変更することでメモリを増やすことが可能です。
具体的な手順はメモリ消費量が上がりDSの動作が不安定になった場合の対応をご参照下さい。
②DSでExcelを読み込まずに処理するロボットを作成する方法
サイズの大きいExcelファイルを扱う場合、DA機能を使用したり、Excelファイルの操作をBizRobo!以外(マクロなど)で行う事で、DSでファイルが読み込めない事象を回避することができます。
詳細についてはロボットでExcelマクロを実行する方法をご参照下さい。
注意事項
RS/DSとWebkit間で通信可能なデータサイズに上限があるの通りファイルのダウンロードをWebページから行う場合などは64MBが通信可能なファイルサイズの上限となります。
参考
ロボットで利用するEXCELのファイルサイズについて
大容量Excelファイルを扱う処理の速度を改善する方法
区分 | 確認Ver |
仕様 |