起動するManagement ConsoleとRoboServer毎にログファイルを分ける方法

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概要

デフォルトではMC(Management Console)もRS(RoboServer)も「YYYY-MM-DD hh_mm_ss RoboServer.log」の形式でログが出力されるため、1秒以内にMCとRSが起動した場合や、複数のRSが起動した場合はログファイルは1つしか作成されません。

MCや複数のRS毎に別々のログファイルを作成したい場合は、以下を参考に設定変更いただき、MC,RSを再起動下さい。

 

注意事項

MCはデフォルトではほとんどログが出力されないため、上記の設定を実施してもログ出力がない場合があります。
MCのログ出力を確認されたい場合は、一時的にでも下記ナレッジのDebugモードでのログ出力設定をMCサーバ上で設定いただき、ログが出力される事をご確認下さい。

 

作業手順

・設定変更ファイル:C:\Users\{UserName}\AppData\Local\{Kapow または Kofax RPA}\{Version}\Configuration\log4j.properties


設定変更前(デフォルト)

 :
log4j.appender.file.maxFileSize=10MB
log4j.appender.file.File=C\:\\Users\\{UserName}\\AppData\\Local\\{Kapow または Kofax RPA}\\{Version}\\Logs\\${logFileName}

設定変更後

 :
log4j.appender.file.maxFileSize=10MB
log4j.appender.file.File=C\:\\Users\\{UserName}\\AppData\\Local\\{Kapow または Kofax RPA}\\{Version}\\Logs\\${logFileName}_${wrapper.pid}.log

ログファイル出力例
※<YYYY-MM-DD hh_mm_ss RoboServer.log>_<プロセスID>.logの形式でログファイル名が設定されます。

2019-07-31 13_06_26 RoboServer.log_19888.log
2019-07-31 13_06_26 RoboServer.log_6860.log

 

参考

MC/RS/DSのログレベルを変更する方法

 

区分 確認Ver
手順 10.3.0.2