BizRobo! Basic システム構成

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BizRobo! Basic を構成するためのシステム構成パターンの一例を紹介します。
環境構築については『BizRobo! Basic の環境構築』も参照してください。

なお、KCUは環境や同時実行ロボット数に依存するため、以下に記載するKCUはあくまで目安です。記載の数のKCUがあれば問題ないということではありませんのでご注意ください。
また、Derby Database(Development Database)は本番環境での利用は推奨しておりません。詳しくは『製品同梱の Derby Database (Development Database) を使用する場合の注意事項』を参照してください。

■最小構成(All-in-One)パターン

RS用の端末(PCもしくはサーバー)が用意できない場合のパターンです。
PoC環境などでの実施を主に想定しています(同時自動実行ロボット数[目安] 1個~数個:処理時間制約無し)。

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■実行・管理環境/開発環境 分離構成パターン

RS・MC(実行・管理環境)と開発環境が別建てされた場合のパターンです。
2~4KCUレベルの稼働率を想定しています(同時自動実行ロボット数[目安] 数個~20個:処理時間制約緩い)。

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■実行環境/管理環境/開発環境 分離構成パターン

機能別にサーバーと開発環境が別建てされた場合の標準的なパターンです。
4~5KCUレベルの稼働率を想定しています。(同時自動実行ロボット数[目安] 20個~30個)。

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■実行環境/管理環境/開発環境 分離・負荷分散構成パターン

機能別にサーバーと開発環境が別建てされ、負荷分散用に実行用サーバーを複数台用意したパターンです。
6~20KCUレベルの稼働率を想定しています。(同時自動実行ロボット数[目安] 30個~100個)。
※より大規模な構成にする場合(実行ロボット100台以上)は「管理・DBサーバー」の多重化や、実行サーバー・KCUの増設が考えられます。

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動作環境については、下記リンク先を参照してください。
BizRobo! Basic 10.x動作ソフトウェア要件
BizRobo! 10.x 動作ハードウェア要件