ファインダーはアクションビューのファインダータブにて設定や変更を行うことができます。
「ファインダー」タブの内容は操作するページの種類によって異なります。詳しくはDSのアクションステップのファインダーを参照してください。
ここではTag Finderのファインダータブを例に紹介します。
ウィンドウビューにて対象の場所を選択し、「ファインダー」タブにて「+」ボタンをクリックすると対象の場所が適用されます。
<例>Webページに対し「クリック(Click)」ステップを適用
・「フレーム リカーシブ」項目
必要なフレームに切り替える機能でしたが、現在は「Set Current Window(カレント ウィンドウ設定)」ステップに変更されており、使用できません。
・「検索範囲」項目
指定されたタグがあるかどうかを検索する範囲を設定することができます。
選択肢 |
概要 |
ページ内の任意の場所 |
名前付きタグがない場合のデフォルト設定です。ページ内すべてが対象となります。 |
名前付きタグで |
名前付きタグの中という意味です。 |
名前付きタグの外側 |
名前付きタグ以外に存在するタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
名前付きタグの後 |
名前付きタグ以降にあるタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
名前付きタグの前 |
名前付きタグの前にあるタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
名前付きタグの間 |
2つの名前付きタグが存在し、その間にあるタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
タグに名前付きタグを含む |
名前付きタグが含まれているタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
名前付きタグと同じテーブル行内 |
表内で名前付きタグと同じ行のタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
名前付きタグと同じテーブル列内 |
表内で名前付きタグと同じ列のタグを動作対象にしたい場合に使います。 |
詳細 |
より詳細な設定を行いたい場合に使います。 |
・「タグ パス」項目
指定するタグの場所を設定することができます。
<例>Webページの「次へ」ボタンのタグ パスを指定する。
タグ パスについて詳しくはDSのファインダーのタグ パスを参照してください。
・「属性名」項目
操作対象の要素の属性を指定することができます。
属性についてはHTMLの知識が必要ですが、よく使われるのは"class"や"title"などです。
・「属性値」項目
特定の値を持つ属性のタグを指定することができます。
「属性名」項目が設定されている場合、属性値はその属性名に関連づけられます。
選択肢 |
概要 |
テキストと等しくする |
テキストと等しいタグを動作対象としたい場合に使います。 |
テキストを含む |
指定したテキストが含まれているタグを動作対象としたい場合に使います。 |
テキストで始まる |
指定した文字列で始まるタグを動作対象としたい場合に使います。 |
以下のテキストで終了 |
指定した文字列で終わるタグを動作対象としたい場合に使います。 |
次のパターンに一致 |
パターンを使ってタグを指定します。安定性を担保する正確なパターン記述力が必要ですが、柔軟なロボットを作ることができます。 |
テキストと等しくない |
ある文字列以外のタグを動作対象としたい場合に使います。 |
テキストを含まない |
ある文字列を含まないタグを動作対象としたい場合に使います。 |
テキストで開始しない |
指定した文字列以外で始まるタグを動作対象としたい場合に使います。 |
テキストで終了しない |
指定した文字列以外で終わるタグを動作対象としたい場合に使います。 |
パターンと一致しない |
パターンを使ってタグを指定する方法です。 |
・「タグ パターン」項目
タグが一致しなければならない特定のテキストかHTMLを設定します。
「シンボル」は特殊文字を簡単に入力するための機能です。
「編集」ボタンをクリックすると編集エディタが開かれ、パターンが正しく稼働するかを確認することができます。
<例>複数のページを毎回「次へ」をクリックして遷移するとします。
この場合、1ページ目と2ページ目以降では作りが違うため、1ページ目のタグパスで「次へ」ボタンを指定しても2ページ目以降は正しく「次へ」ボタンがクリックされません。
▼1ページ目
▼2ページ目
上記のような場合は文字列で指定する必要があるため、「タグ パターン」項目に指定したい文字列(この場合は「次へ」)を入力します。
・「次に一致」項目
「タグ パターン」項目で指定した値と一致するタグを検索する範囲を設定することができます。
タグ パターンは、1 つの一致するタグを検索するためにページ全体に何度も適用されることがあり、ロボットのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。これを回避するには、プルダウンより「テキストのみ」を選択する方法があります。
選択肢 |
概要 |
テキストのみ |
「タグ パターン」項目に入力したテキストと一致するタグ指定します。 |
HTML |
「タグ パターン」項目に記入したパターンに当てはまるHTMLを指定します。 |
・「タグの深度」項目
複数の一致するタグがある場合に、タグが存在する場所を指定することで使用するタグを設定できます。
選択肢 |
概要 |
範囲内の深度 |
デフォルトの設定です。すべての一致するタグを指定します。 |
最も内側のタグ |
最も内側にあるタグのみ指定します。 |
最も外側のタグ |
最も外側にあるタグのみ指定します。 |
・「タグ番号」項目
複数のタグがタグ パスなどの基準と一致する場合に、一致する最初のタグから順方向、または一致する最後のタグから逆方向のいずれかで数えて何番目かを設定することで使用するタグを指定できます。
アクションステップの各タブについてはDSのアクションステップの4つのタブを参照してください。