DSのファインダーのタグ パス

フォローする

タグ パスとは、タグのページ内での位置をテキストで表現したものです。

下記はそれぞれのタグ パスについての説明です。


html.body.div.a というタグ パスの場合

このタグ パスは<html>タグ内の<body>タグ内にある<div>タグ内の<a>タグを表します。

この場合、下記のHTML簡易図では6つのタグが一致します。

mceclip0.png

 html.body.div[1].a[0] というタグ パスの場合

[ ]内の数字はタグ パスのインデックス(何番目と指定するための数字)です。

タグ パスのインデックスは0から始めるため、このタグ パスは<html>タグ内の<body>タグ内にある2番目の<div>タグ内の1番目の<a>タグを表します。

 下記のHTML簡易図では1つのタグのみ一致します。

mceclip1.png

html.body.div[-1].a[-0] というタグ パスの場合

インデックスが負の場合、後ろから数えて何番目であるかを指定しています。

このタグ パスは<html>タグ内の<body>タグ内にある後ろから2番目の<div>タグ内の後ろから1番目(最も後ろ)の<a>タグを表します。

 下記のHTML簡易図では1つのタグのみ一致します。

mceclip2.png

 

 html.*.a というタグ パスの場合

ロボット作成において使われることの多いタグパスです。
“ * “は任意の文字列を表し、全てのタグやインデックスが当てはまります。
つまり、このタグパスは<html>タグ内にあるどこかしらの<a>タグを表します。

 下記のHTML簡易図では5つのタグが一致します。

mceclip3.png

 

html.*.a | div | td というタグ パスの場合

“ | “ はorと同じ意味です。
つまり、このタグ パスは<html>タグ内にある任意の<a>タグまたは<div>タグまたは<td>タグを表します。

 下記のHTML簡易図では5つのタグが一致します。

mceclip4.png

DSのファインダーについてはDSのアクションステップのファインダーを参照してください。

ファインダーの設定方法についてはDSのファインダーの設定方法を参照してください。

 

注意事項

“ * “を使用することで、ページの変更など時間の経過とともに変化する可能性があるタグに対応できるため、安定したタグ パスを作成することができます。

しかし、誤って別のタグを見つける可能性も高くなります。

“ * “を使用する場合やデフォルトで設定された場合には誤りが起きないように注意してください。