DSのアクションステップのファインダー

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ファインダーは、ステップの中でロボットがページのどの部分に対して処理を行うべきか特定するために必要となります。
主にHTML/XMLページのタグや、スプレッドシート文書の一定範囲のセル、JSON構造体の要素の検索などに使用します。

ステップを作成した際に自動生成されるファインダーの設定情報は、画面操作時(ステップ作成時)に表示されている画面情報を元に生成されています。
そのため、ページの表示内容や構成が変更された際に不整合が発生することがあります。
ロボットの安定性のためにファインダーを正しく設定することは重要です。

各ステップのファインダーはアクションビューの「ファインダー」タブにて設定することができますが、処理対象のページの種類によってファインダーの種類も異なります。

 

■Tag Finders

HTML/XMLページのタグの検索に使用します。

<例>Webページに対し「クリック(Click)」ステップを実行

▼Webページ
mceclip0.png

▼DSのソースビューに表示されたHTML
mceclip1.png

「クリック(Click)」ステップの「ファインダー」タブ
mceclip2.png

Tag Finderの各項目についてはDSのファインダーの設定方法を参照してください。

タグ パスについてはDSのファインダーで使用するタグ パスを参照してください。

 

■Range Finders

Excelのシート上のセルや一定範囲のセルの検索に使用します。

<例>Excelファイルの「Sheet1」のB2セルに対して「セル値抽出(Extract Cell)」ステップを実行

▼ウィンドウビューに表示されたExcelファイル
mceclip7.png

▼「セル値抽出(Extract Cell)」ステップのファインダータブ
 mceclip9.png

 

■JSON Finders

JSONテキストから必要なデータを検索するのに使用します。

<例>JSONコンテンツに対し「JSON抽出(Extract JSON)」ステップを実行

▼DSのソースビューに表示されたJSONコンテンツ
mceclip4.png

▼「JSON抽出(Extract JSON)」ステップの「ファインダー」タブ
mceclip3.png