概要
タイプの属性にて「必須」、変数に追加する際に「パラメータとして使用」を有効にした場合の挙動を以下に示します。
各設定の組合わせとそれに対応する挙動の説明は以下の通りです。
前提:該当変数に値がない場合
DSのデバッグモード | MCでスケジュールを設定して実行 | Kappletから実行 | |
「必須」のみチェック | ロボットを実行できる ※1 | ロボットを実行できる ※1 | ロボットを実行できる ※1
|
「必須」と「パラメータとして使用」にチェック | ロボットを実行できる ※1
|
インプットを指定するとロボットを実行できる ※2 |
ロボットを実行できない |
「パラメータとして使用」のみにチェック | ロボットを実行できる | ロボットを実行できる | ロボットを実行できる |
※1
「データベース データ登録(Store in Database)」ステップなどのデータベースを操作するステップを実行した場合、変数に値がないため以下エラーが発生します。
エラーメッセージ:{ステップ名} アクションによるエラーが発生しました。This required attribute has not been set: {変数名}.
※2
「必須」と「パラメータとして使用」にチェックが有効の場合、スケジュールの設定時に変数のインプットを空にする事はできません。
変数に値がない状態でスケジュールを保存する場合、以下のエラーが表示されます。
ロボット ジョブでは、入力を設定する必要があります。
設定箇所
■「必須(Required)」項目
タイプファイル作成>属性を追加>必須
■「パラメーターとして使用(Use as Input)」項目
コンプレックスタイプの変数を追加>変数を追加>パラメータとして使用
「パラメーターとして使用」にチェックを入れた場合、下図のようにDesign Studioのデバック時やMCのスケジュール設定時にインプットとなる値を設定できます。
【Design Studioのデバックモード画面】
【Management Consoleのスケジュール登録画面】
区分 | 確認Ver |
仕様 | 10.7.0.4 |