事象
Chromiumを使用してファイルをダウンロードするロボットを実行した際に、
DSでは正常に動作し、MC(RS)での実行ではファイルが保存されない事象が発生します。
※この時、ロボットはエラーで止まることなく、正常に終了します。
対処方法
※RoboServer設定の「ファイルシステムとコマンドラインのアクセスを許可」にチェックが入っていることを確認の上、下記対処方法を適用下さい。
以下、v10.xとv11.1以降で一部機能変更があり対処方法が異なりますため、それぞれの対処方法を
記載いたします。
※本ナレッジではv10.3とv11.1で検証を行っております。
v10.3
ファイルの保存処理(Saveボタン押下)の直後に以下のいずれかの処理を入れることで、ファイルが保存されるようになります。
- Chromiumのウィンドウを閉じる
- 「Guarded Choice」ステップ(待ち時間の設定)
v11.1~
11.1から参照ステップにてダウンロードを待機する処理が可能となっております。
※参照ステップでChromiumブラウザにてダウンロードを待機する場合、
Chromiumの保存ステップ実行後に別途参照ステップを追加して”アクション”を
「ダウンロードを待機」に変えて、”設定”を「アクティブなダウンロード」にすることで設定した
秒数ダウンロード中となります。機能詳細については以下ナレッジや、製品>製品名>ドキュメント
にある11.1.0.x 新機能紹介と利用ガイド資料を参照ください。
【v11.1】新機能解説動画 Chromium Browser改善機能part2
抜粋
(1)「参照」ステップのダウンロード待機機能
区分 | 発生Ver |
トラブルシュート | v10.x、v11.1~ |