Design StudioでPowershellを使用する方法

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概要

Design StudioでPowershellを使用して、コマンドとスクリプトファイルを実行する。

 

使用例

・詳細
「コマンド ライン実行」ステップにて、Powershellでコマンドを実行する場合は
「コマンドライン:」欄に以下のように記述します。

コマンドを実行

>> powershell (実行するコマンド) <<

>> powershell echo "Hello" <<

__1_echo___.jpg

(画像1_echoの実行)

例の実行結果

__2_echo_____.jpg

(画像3)

スクリプトファイルからコマンドを実行

>> powershell -File (ファイル名) <<

※スクリプトファイルのパスにスペース(” “)が含まれる場合はダブルクォーテーションで囲みます。

※「-File」の引数は省略しても問題なく動作する事を確認しています。

>> powershell -File "C:\Users\ (ユーザー名) \Desktop\test\test01.ps1" <<

__3_____________.jpg

(画像3_スクリプトファイルの中身)

__4_____________.jpg

(画像4_スクリプトファイルの実行)

例の実行結果

__5_______________.jpg

(画像5_スクリプトファイルの実行結果)

エラーが発生した場合

実行ポリシーによりスクリプトファイルの実行が許可されていない場合、以下のエラーが返されます。

__6________.jpg

(画像6_権限無しエラー)

方法1:事前に実行ポリシーを変更しておく(管理者権限が必要)

デフォルトではPowershellの実行ポリシーは「Restricted」に設定してあります。
事前に実行ポリシーを「RemoteSigned」に変更しておくことで、スクリプトファイルの実行が可能になります。

方法2:コマンドに実行ポリシーオプションを付与してスクリプト実行する

コマンドに「-ExecutionPolicy RemoteSigned」を加えることにより、そのコマンドのみ、
管理者権限を持っていなくてもスクリプトファイルの実行が可能になります。

>> powershell -ExecutionPolicy RemoteSigned -File "C:\Users\ (ユーザー名) \Desktop\test\test01.ps1" <<

※コマンドの内容・作成については、サポート対象外でありまして、
 サポート窓口へお問合せをいただいても回答出来かねます。
 ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

注意事項

コマンドを実行、或いはスクリプトファイルからコマンドを実行する場合、
コマンド(或いはスクリプト)に相対パスが記載されている場合、ロボットからの実行時は下記のパスを参照します。

C:\Program Files\Kofax RPA {バージョン} x64\bin\


その為、絶対パスを記載するようにご注意ください。

<相対パスの記載例(.\)>

$PATH = .\test.csv


<絶対パスの記載例>

$PATH = C:TEMP\test.csv

 

区分 確認Ver
逆引き 10.4.0.3