概要
抽出した数値について「コンバータ(Converters)」を使用し、編集することで実装が可能です。
本記事では、「変数の変換(Convert Variables)」ステップを一例として使用した設定方法について紹介します。
例として、下記の画像の通り、文字列の中に含まれている数字を抽出し、抽出した数字が8桁未満であった場合、
「変数の変換(Convert Variables)」ステップの「数値の書式設定(Format Number)」を使用して接頭文字を追加し、
桁数を8桁形式に変換する手順を紹介します。
注意事項
0埋めで変換したテキストは「Integer型」や「Number型」の変数には格納できません。
「Text型」の変数をご利用ください。
前提
変数を用意します。
・Short_Text(Short Text型) :変換後の文字列を格納します。
・Long_Text (Long Text型) :変換元の文字列を格納しておきます。
※本例では、LongText型変数に以下の文字列を格納しています。
作業手順
- 「変数の変換(Convert Variables)」ステップの[アクション(Action)]タブ内の、
「変換(Conversions)」の[+]ボタンをクリック - 『設定:変換(Conversion Configuration)』の画面にて、「開始(From)」をプルダウン選択し、該当の文字が格納されている変数を指定
- 「コンバータ(Converters)」内の[+]ボタンをクリック
- 「数値の処理(Number Handling)」→「数値を抽出(Extract Number)」を選択
- 『設定:数値を抽出(Extract Number Configration)』画面にて、[OK]ボタンをクリック
- 「コンバータ(Converters)」内の「+」をクリック
- 「数値の処理(Number Handling)」→「数値の書式設定(Format Number)」を選択
- 『設定:数値の書式設定(Format Number Configuration)』画面にて、「フォーマットパターン(Format Pattern)」に桁数分の”0”を入力
本手順では、8桁に揃えますので「00000000」と入力 - 「終了(To)」をプルダウン選択し、変換した値を格納する変数を指定
-
「OK」ボタンをクリック
※なお、コンバータ設定が出来るステップであれば、手順5や6から、設定を実施することで、
そのステップ内でフォーマットパターンを変更(0埋め)することが可能です。
区分 | 確認Ver |
逆引き | 10.3, 10.4 |