リモートデスクトップ接続画面に対してPress Keyで特定のキーが使用できない

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現象

Windows7のDA端末上からWindows機能のリモートデスクトップ接続を起動して他端末へ接続し、そのリモートデスクトップ接続ウィンドウに対してPress Keyを行った時、特定のキーが有効とならない場合があります。
これはWindows7のリモートデスクトップ接続機能の不具合であり、有効とならないキーは「Ctrl」「Shift」「Alt」です。

例) DS端末(Windows10) → DA端末(Windows7) → RDP接続端末(Windows10) の順番で接続

DA端末(Windows7)からリモートデスクトップ接続を使用して他端末(Windows10)に接続する。

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リモートデスクトップ接続ウィンドウが立ち上がるので、そのウィンドウに対してPress Keyを行いました。
メモに記載された「ABCDE」を選択状態にして、「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」でペーストして、「Ctrl」キーが使用できるか確認しました。
結果、「Ctrl」は有効とならず、付属していた「C」と「V」が入力され、メモに「cv」が残ります。

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応急処置

RDP端末上でリモートスクリーンキーボード(OSK)を立ち上げて操作することでショートカットキーを実行する。

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