・概要
Excelの結合したセルに折り返しの入った文字列を入力する方法を
DSとDAそれぞれの設定画面で紹介
・詳細
改行の取り扱いが異なるため、それぞれの設定方法について説明します。
DS:「Set Content of Cell(セルのコンテンツ設定)」
DA:「Set Value(値の設定)」
1.DSで実装する場合
あらかじめ、操作対象のセルに「折り返して全体を表示する」設定をしておきます。
下記イメージ図のように、「Set Content of Cell(セルのコンテンツ設定)」の
[Expression(エクスプレッション)]-「Expression Editor(式エディター)」画面で”\n”を設定します。
(画像1.DS_改行画面)
2.DAで実装する場合
DAでは「Set Value」を利用して設定しますが、直接にExcelに値を入れるため”\n”のままでは入力できません。
関数「CHAR(10)」で設定すると、改行ができるようになります。
(画像2.DA_改行画面)
イメージ①:=”増減”&CHAR(10)&”+A+B”&CHAR(10)&”+C”
イメージ②:=CONCATENATE(“増減”,CHAR(10),”+A+B”,CHAR(10),”+C”)
また、DAでは”&”等の文字が特殊文字と認識されてしまうため、全てを”テキスト”と認識できる形での表現が必要です。
TEXT①:=”=”+”\”増減\””+”&”+”CHAR(10)”+”&”+”\”+A+B\””+”&”+”CHAR(10)”+”&”+”\”+C\””
TEXT②:=”=CONCATENATE(“+”増減”+”,”CHAR(10),”+A+B”,CHAR(10),”+C”)
(画像3.TEXT①画面)
(画像4.TEXT②画面)