概要
Design Studioにて「メール送信(Send Email)」ステップを使用しファイルを添付する際、変数と属性の設定方法を紹介します。
作業手順
まず、タイプを作成する際に、「属性を追加」画面にてファイル形式に合った属性を「タイプとデフォルト値」項目のプルダウンより選択します。
■「タイプとデフォルト値」項目にファイル形式に合った属性がある場合
<例>ファイル形式に紐付く属性
・Excel (.xlsx、xlsm、.xlsなどのExcelファイル)
・PDF (PDFファイル)
・イメージ (JPEG、PNGなどの画像ファイル)
■「タイプとデフォルト値」項目にファイル形式に合った属性がない場合
「Binary(バイナリ)」を指定し、「Load File(ファイル読込)」ステップで対象ファイルを変数に格納することで「Send Email(メール送信)」ステップにて、メールに添付することができます。
下記の手順を参考にしてください。
<例>「バイナリ(Binary)」属性で扱えるファイル形式の一例
・.csv (CSV)
・.ppt、.pptx (Microsoft PowerPoint)
・.doc、.docx (Microsoft Word)
・.zip (ZIP形式圧縮ファイル)
・.dwg (AutoCAD)
【設定手順】
1. ファイルを格納するタイプ・変数を作成する
<例>
ファイルを格納するタイプの属性
属性名:test
変数の種類:バイナリ(Binary)
・タイプの属性を追加
・タイプと紐づく変数を追加
2.「Load File(ファイル読込)」ステップを追加する。
3.「出力値」項目のプルダウンより「変数に抽出」を選択する。
4.「変数」項目のプルダウンより、手順1で作成した変数(バイナリ)を選択する。
5.「ファイル名」項目に該当ファイルのフルパスを入力する。
6.「Send Email(メール送信)」ステップを追加する。
7.「添付ファイル」タブを開く。
8.「添付ファイルを含める」にチェックを入れる。
9.「コンテンツ」項目に手順1で作成した変数を選択する。
10.「コンテンツタイプ」項目のプルダウンより、「Binary」を選択する。
11.「ファイル名」項目に任意の名前を入力する。
<例>test.csv
ファイル名にて、拡張子が存在する場合、忘れないように記載してください。
「Send Email」ステップでメール送信する方法については、参考のナレッジを参照してください。
参考
DSの「メール送信(Send Email)」ステップの設定方法
区分 | 確認Ver |
逆引き | 10.4.0.4 |