スムーズな運用・保守の観点からリモートファイルを操作するときには以下のような処理手順を考慮します。
- 入力ファイル名の変更(末尾に「ロボット使用中」などの文字列を付加)
- 入力ファイルのRSローカルへのコピー
- ロボット処理
- 入力ファイルのもとの場所へのコピーバック(上書き、もしくは編集前ファイルのアーカイブ)
- ファイル名をもとに戻す
上記の考慮により得られるメリット/避けられるリスク
- 人がファイルを開いていた場合、本処理前に検知可能なため、エラー通知の早い段階での実施が可能
- ネットワーク環境の影響を受けにくいため、途中でネットワークエラー等が発生してもファイルを破損しない
- ロボットが処理中であることを対象ファイルの名称により明示できる
- 処理中のファイルを人が誤って操作することで壊すことがない
- ロボットエラー時の処理やり直しも、当該ファイルへ編集途中のデータを戻さずに実行可能。ファイル名の書き換えのみ
- ロボットの二重起動防止
- ファイルが壊れてしまった場合もバックアップ(アーカイブ)が使用可能